名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」

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「現代版画にみる多様な版表現」

戦後の日本版画は,1950年代に木版画や銅版画の作家たちが海外の展覧会で高い評価を受けるなど,その独自性が世界的に注目を集めました.1960年代後半にはリトグラフやシルクスクリーンも盛んになり,様々な技法によってじつに多様な表現が試みられるようになりました.本展では,戦後の版画史を彩った版画家の作品を中心にして,現代版画の多彩な魅力をご紹介します.
なお,本展覧会は「一般博物館実習」の一環として行われるもので,運営は受講生によって行われます.イベント開催時以外でも展示室の学生がご質問等にお答えします.

出品作品

木村光佑(1936- )《現在位置-存在(A)》(1971,リトグラフ・シルクスクリーン)
靉嘔(1931- )《くじゃくの時間A》(1977,シルクスクリーン)
野田哲也(1940- )《日記 1981年8月9日、中津川へ》(1981,木版・シルクスクリーン)
加納光於(1933- )《Illumination L-No.17》(1986,リトグラフ)
原健(1940- )《STROKES 90-11》(1990,リトグラフ)
片山浩(1971- )《blink #1》(2014,リトグラフ)
など

会期

2014年8月29日[金]-9月3日[水]10:00-18:00(土日はお休み,最終日は17時まで)

会場

名古屋大学教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」

関連イベント

・片山浩氏によるアーティストトーク 8月29日(金)15:30-
・学生によるギャラリートーク 8月29日(金)10:30-,13:00-
・博物館学担当教員(栗田秀法)によるミニトーク 9月1日(月)13:00-

主催

主催:名古屋大学文学研究科博物館学研究室

入場料・予約

入場無料
予約不要