椙山女学園大学教授雨宮勇氏の考案した星形多面体のランプシェードを中心に、それから派生した様々な素材や形態の星を照明器具やオブジェにしたものを展示します。今年度は「自然のかたちに倣う」をテーマに星形ランプシェードからさらに発展した作品を展示予定しています。

ある日，ある時，とあるテーマをもとに撮影した写真が，会期中，シャッターを切った同時刻に4つのモニターで再生されます．撮影者4人が様々な共通テーマをもとに撮影した写真は，1人1台のモニターを通して再生されます．4人のモノの見方や捉え方，切り取り方，撮影者間の視点の違いなどがふと垣間見れるのではないでしょうか．

また本企画では，後期理系教養科目「情報メディアとコミュニケーション」（単位互換事業）の受講生も制作・展示に参加する予定です.


企画・展示：稲垣拓也，定国伸吾，林祥恵，原田昌明

学部1年生に対して何気ない日常を少し違った視点から捉えて問題発見を行い、それを指し示すこと(デ+サイン)による問題解決に関するゼミ(基礎セミナー)を行ってきた。基礎セミナーの活動の一環として本年度を含め3回に渡りCLASギャラリーにて展示企画を行ってきたが、本年度はこれまでの作品の回顧、そして、本ゼミでの活動そのもの についての展示を行う。
何ら予備知識も経験もない学生が、基礎セミナーを通して、どのように相互に作用しながら、展示企画を創造し作品を制作していったか、その過程にも焦点をあて、授業やゼ ミという”場”について改めて考える。

名古屋で300年以上前に生まれた「華道八代流」のご協力で月一回行っている華道講座の作品展です。講座で出会った多国籍学生たちが、学内の野外観察園で材料を集め、自然からのいただきものを使いながら自己表現することの楽しさを味わいます。展覧会中、作品は新たな材料を加えてリアレンジされます。公開講座の時間もあります。ぜひご参加・ご鑑賞ください。

ダムタイプによるパフォーマンス《S/N》は、1994年から96年まで、世界15ヵ国20都市で上演されました。
本展覧会では、当時さまざまな立場で《S/N》に関わったダムタイプメンバーたちへのインタビュー映像と、そのテクストをパネルを交えて展示します。

本企画では、昨年2009年7月に行なわれた「DOORS 展」に引き続き、「DOORS 2 展」と題して、建築学コース『造形演習１』の授業成果を発表します。
今年の展示物は、学生が授業内に制作した石膏立体とスケッチです。
ギャラリー内で、作品を囲みながら公開講評会、ギャラリートークを行います。

遠くの山あいを見ているとき、静的な風景と接しているはずなのに、視線は絶え間なく動き、意識も移ろい、時間をも超越した様々な情景が重なっていくことがあります。
「いま・ここ」という実在感すら薄れる曖昧な位相。それは、複数の現実の重なりを感じているときなのかもしれません。

今回は、ある断片的な風景における、時間／空間の重なりをモチーフとした映像作品の展覧会です。

植物は二酸化炭素を水から有機物を作り出す重要な働きを担っており、地球上のあらゆる生物にとってなくては成らない存在です。植物は動物とちがって動けませんから、環境が悪くなってもそこで頑張って生きていくための仕組みを発達させてきました。私たちはこの植物の環境応答の仕組みについて、細胞内にある“オルガネラ”という小器官の働きを中心に研究しています。この研究から見つかった、いろいろな植物細胞の紡ぎ出すサイエンス＆アートを感じとってください。

2005年に名古屋大学で行われたintermedia performance “cycling” をきっかけに集まった，名古屋大学情報文化学部の卒業生が行う企画展の第2弾。今年から “_ _ _ _ ( 4 space ) ”として新たに活動をスタートし，普段はそれぞれ異なる世界で生活するメンバーが，アートを切り口に自分たちの世界観を表現する．今回のテーマは「detox」．心の奥に抱えた想い，自分自身の日常への省み，身の回りでの出来事の整理，社会への疑問…などを，作品を通して問い直し排出する．

わたしたちの研究室では、環境の特質・資源を活用したデザインに関する研究を行っています。 環境とは、自分やその他の生物と、周りが,相互作用することで成立する有様であり、その両者の間にデザインや造形が介在することで何気ない日常の環境がより豊かなものとなるのではないかと考えています。今回の展覧会では、私たちの提案をはじめとして、環境をより豊かに感じさせるデザインや造形の可能性についてご紹介します。

目に映ったモノの意味を取り払って眺めること．眺め続けること．そのことから広がるそれまでとは異なる世界．新作の発表も含めた本展では，そのような作品を展覧会名をヒントに眺めてみてください．

東海地域在住の建築家によるプロジェクトを模型やパネルで紹介します。

classart2は昨年行われた「classart」の手法の一部を引き継いで行われる企画です。 名古屋大学の新入生の抱く理想像をテーマに制作・展示をします。新入生が学校生活において感じた不便・不満な点を解決するために活動をするヒーローがいたら…ということをリレー形式で新入生たちと共に考えます。

ちょっとかわいらしく不思議なオリジナルサイエンストーイの世界と、普段はちょっと近寄りがたい自称王道サンエンチストたちの世界を少しだけお見せします。

名古屋大学の新しいグッヅについて考える展示を行います．
昨年11月にグッズの現状と他校のリサーチを中心とした展示を行いました．
今回はその2回目です．

国際言語文化研究科メディアプロフェッショナル論講座池側研究室の学生が作成した映像コンテンツ等を展示上映します．

この春名大附属高校を卒業する3年生の美術部員が、その制作作品を展示します。

建築家宇野友明と写真家西澤豊の二人展
建築には体験することでしか得られない感動がある。写真には写真でしか伝えられない美しさがある。この展覧会で写真家西澤豊がそれを証明する。必ずそれぞれの”みえるもの””みえないもの”が見つけられるはずである。――この展覧会では，写真家西澤豊氏によって撮影された宇野友明氏の建築の写真と，宇野友明氏の設計を支えてきた「言葉」や，現在進行中の建築模型などを展示します．

（お知らせ）1月29日[金]は，入試の準備があるため18:00に終わります．
宇野友明建築事務所から郵送されているDMに書かれているオープニングはありません．

去年に引き続き，名古屋大学理系教養科目「情報メディアとコミュニケーション」(単位互換事業)の成果発表として，
受講生が撮影した写真を発表します．メディアがもたらす可能性と課題，そして情報社会におけるコミュニケーションについて考えます.

この展覧会は，シンポジウム「反乱する若者たち━━1960年代以降の運動・文化」に関連して，アートという「特殊」領域において，「連帯」あるいは「他者」の問題を考える機会として企画された．