名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」

home > programs > TとTたち━━アーティストと、他者としてのアーティスト

programs / 展覧会のご案内

TとTたち――アーティストと、他者としてのアーティスト

この展覧会は,シンポジウム「反乱する若者たち━━1960年代以降の運動・文化」に関連して,アートという「特殊」領域において,「連帯」あるいは「他者」の問題を考える機会として企画された.

展示の要に位置するアーティスト,高橋耕平は,2001年以降おもに映像メディアを使って作品を制作している.またそれと平行して,2006年より,大﨑のぶゆき・田中さつきと,2009年より澤崎賢一と,共作を発表してきた.ユニットとしての作品は,コラボレーションや作品が目的化されているわけではなく,むしろその過程と結果において,アーティストの固有名や作品のオリジナリティを問うことを主題としている.
ギャラリーには,高橋耕平の作品と,ふたつのユニットによる共作とを併置する.そのなかで,アーティストとアーティストたちによる制作という「特殊」な連帯の有り様を見,またそれと68年の運動とをつなぐ線のありか(なしか)を探るものである.

トップ画像:高橋耕平《take-nextpage》(映像)

会期

2010年01月05日[火] - 01月14日[木] 10:00 - 18:00 (土日・祝日はお休み)

関連イベント

アーティスト・トーク『特別な他者━━アートという場における「連帯」』 2010年01月08日[金] 10:00 - 12:00
アーティスト・トークとオープン・レセプション 2010年01月08日[金] 19:00 -

主催・共催・企画

主催:名古屋大学文学研究科附属日本近現代文化研究センター
共催:名古屋大学教養教育院
企画:名古屋大学現代芸術研究会(茂登山清文)

入場料・予約

入場無料
予約不要

シンポジウム

シンポジウム「反乱する若者たち━━1960年代以降の運動・文化」
2010年01月08日[金] - 2010年01月10日[月]
URL:http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/research/mcjc/mcjc03/20101811/
主催:名古屋大学文学研究科附属日本近現代文化研究センター