home > programs > 津田 佳紀「歴史画のための調書...
プッサンから山下菊二まで、歴史画のテーマとなった「戦争」や「略奪」などが、身体を対価としておこなわれた支配権の争奪であったのに対して、現代では、主として経済システムや信用関係を媒介とした手段で、それらの利権や財産は売買/交換/譲渡されたりします。
このような現代的な利権の委譲をソフィストケートされた様式として解釈するのか、それとも不可視となってしまった争奪プロセスを再度可視化させるのか、、、本展では、その可否に加えて歴史画が単なる記録としてだけではなく、プロパガンダとして利用されてきたことも踏まえ、未来の歴史画についての考察を試みています。
10月9日[火] - 10月19日[金] 11時-18時(土・日は休み
10月19日[金] 17時00分-
津田佳紀×大榎淳(東京経済大学コミュニケーション学部准教授)
10月19日[金] 18時30分-