現金なしで商品を買ったり、自分であることを証明したり、さらにはゲームや占いをしたり、ただ集めたり・・・。わたしたちは、それぞれの機能をうまく使いこなしていても、カードという道具そのものについては、どのくらいのことを知っているでしょう?。この企画展では、そんなギモンからはじまった、わたしたちの人類学的リサーチの内容と、そこからうまれたいくつかの作品を紹介します。
関連イベントでは、著名な人類学者であるアンドレ・ルロワ=グーランが書き残した「単純なカードは、すでに手動の機械にあたる」という言葉を導きの糸にして、メディア装置としてのカードについて考えるミーティング形式のワークショップをおこないます。
2008年10月14日[火]-24日[金]10:00-18:00(土日は休み。ただし18日[土]は、開催)
主催:ホモ・サピエンスの道具研究会
共催:名古屋大学教養教育院
企画製作:木田歩、山崎剛
協力:Olduvai Industry
入場無料
ワークショップ「カードのメディア論:バラバラ・同じの遊び方」
10月18日[土] 13:30-15:00