名古屋大学プロジェクトギャラリー「clas」

home > programs > 佐倉密と田中由紀子の小さな絵本...

programs / 展覧会のご案内

佐倉密と田中由紀子の小さな絵本と作品展 かぐやのために

日本最古の物語『竹取物語』が、月をテーマにしていたことからもわかるように、月は私た
ちにとってもっとも身近な宇宙であり、そこから宇宙への夢を広げてきました。そのことは、
昨年3月に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」へ多くの応援メッセージが寄せられ、なか
には「かぐや」を月に帰るかぐや姫に見立てたものが少なくなかったことからも頷けます。
そんな「月」をテーマにした本展は、佐倉密と田中由紀子が小さな絵本『かぐやのために』
を出版した記念の展覧会という設定の下、絵本(小冊子)と佐倉密の旧作を含む9点で構成
されています。ささやかな宇宙が描出された作品群をとおして、宇宙の中の小さな存在とし
ての自分や、自分が今ここで生きている奇跡を感じていただければ幸いです。

※絵本を希望される方は、観月会においでください。無料で差し上げます。ただし、数に限
りがありますので、ご了承ください。

トップ画像 左から順に
《宇宙人の子は宇宙人(かぐや姫)》 2003年、豊田市美術館蔵、撮影:林達雄
《振るとカタカタ鳴るこころ》 2008年、作家蔵、撮影:二塚一徹
《少年宇宙》 2008年、個人像、撮影:二塚一徹 

会期

2008年9月8日[月] - 19日[金] (土・日・祝は休み) 10:00~18:00

主催・共催・後援・協力

主催:名古屋大学現代芸術研究会
共催:名古屋大学教養教育院
後援:名古屋造形大学同窓会
協力:小黒、古川きくみ

入場料・予約

入場無料
予約不要 

関連プログラム

観月会 9月19日(金)18:00~ 
会場:SISガーデン、全学教育棟中棟4階東端屋上
名古屋大学教授 渡邊誠一郎(惑星科学)と外詩作家 佐倉密の対談あり