文明社会の進展と発展途上国の工業化に伴い、ますますエネルギー需要は増大している。 化石燃料の大量消費は資源の枯渇問題、気候温暖化、酸性雨等の地球環境問題を顕在化さ せてきた。エネルギーの使用は環境へ負荷を与える。環境への負荷の少ないエネルギー源 の開発が求められている。化石燃料の利用だけでなく、再生可能なエネルギーの利用や核 エネルギーの利用拡大も選択肢として考慮していかなければならない。この問題は将来を 担う若い世代に課せられた重要な課題である。
なし
・授業の狙いと進め方 何をどのように学ぶのか ・地球環境問題とは 科学技術的視点と社会科学的視点 ・石油資源の問題 無尽蔵か有限か ・京都議定書とエネルギー・環境問題 ・エネルギーの技術 化石燃料、再生可能エネルギー、原子力 ・エネルギーと環境のかかわり 環境負荷低減とは何か ・まとめ 我々は何をどのように選択するのか
レポート(70%)と小課題の発表(30%)で、総合的に評価する。
特に使用しない。必要な資料は配布する。
米本昌平「地球環境問題とは何か」岩波新書 ほかは講義の進展に応じて紹介する。
特になし。