●本授業の目的およびねらい
健康の定義・概念,骨・関節の構造機能に関する基礎的理解(スポーツ障害を含む),放
射線医学に関連する病気の診断(各種画像検査)と治療について解説する。健康を増進・
維持するための基礎的知識と診断・治療の流れ,医工連携につながる研究的な問題点につ
いて理解を深める。
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●履修条件あるいは関連する科目等
関連科目:生涯健康と医学
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●授業内容
【 1】 4月12日 総論(島本佳寿広)
【 2】 4月19日 死ぬということ(島本佳寿広)
【 3】 4月26日 骨はなぜ硬いか?(河村守雄)
【 4】 5月10日 関節はなぜ滑らかに動くか?(河村守雄)
【 5】 5月17日 筋はどのように収縮するか?(河村守雄)
【 6】 5月24日 神経はどのように情報を伝達するか?(河村守雄)
【 7】 5月31日 X線CTの画像診断への応用(伊藤茂樹)
【 8】 6月 7日 画像診断技術の治療への応用(伊藤茂樹)
【 9】 6月14日 MRIと核医学画像診断1(前田尚利)
【10】 6月21日 MRIと核医学画像診断2(前田尚利)
【11】 6月28日 MRIと核医学画像診断3(前田尚利)
【12】 7月 5日 放射線が人体にどう影響するか?(小幡康範)
【13】 7月12日 放射線のがん治療への応用(小幡康範)
【14】 7月19日 まとめ(島本佳寿広)
医学を専門分野としない学生に配慮するが,テーマによっては難解な内容も含まれる。
毎回,原則として出席確認をかねた小テストまたはレポートを課す。小テストで不正行為
があった場合は厳格に対処する。レポートを課された場合の提出先は,学務の窓口に設置
されているレポート提出ボックスとする(講義でレポート回収を行わない)。この科目用
のボックスを確保するので,翌週の講義までに提出すること。
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●成績評価の方法
講義1回を10点満点とし,14回分の140点満点で84点以上(6割以上)を合格と
する。定期試験期間に筆記試験を実施しない。ただし,小テスト,レポートの合計得点で
合否は決定されるので,単に出席しているだけでは不合格になる場合がある。
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●教科書
特に指定しない。必要に応じ,資料を配付する。
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●参考書
特に指定しない。レポート作成にあたっては新しい文献に基づいて作成すること。
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●注意事項
医学・医療における専門分野の異なる講師のオムニバス方式で行う。講義毎に完結するよ
うに進める。
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