2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160075401

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
中級ロシア語1
●主担当教員名
タチアナ ヤマザキ

●単位数
2単位

●開講時期
前期
金・4
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

1.基礎レベルのロシア語文法を再確認すること。特に、ロシア語の疑問詞の類いやその活用を改めること。
2.ロシア語の語彙をさらに増やすこと。
3.講師がネイティブであるメリットを有効に使いながら、生きた会話の練習をすること。
4.ロシアという隣国の理解を深めること。
5.ロシア語会話能力を身につけること。


●履修条件あるいは関連する科目等

ロシア語の基礎コースを修了した学生、大学院生、教員等。

●授業内容

1. 「これは何ですか」、疑問詞「何」を使って不活動体名詞の基礎を習う
2. 「誰が作ったのですか」疑問詞「誰」を使って活動体名詞の基礎を習う
3. 「何」と「誰」、その1:格変化と生格、与格、対格に用いる前置詞を習う
4. 「何」と「誰」、その2:格変化と造格、前置格に用いる前置詞を習う
5. 「誰のものですか」、名詞と結合する所有代名詞を習う
6. 「どんな住居ですか」、名詞と結合する性質的形容詞を習う
7. 「~より良い、~より悪い」、性質的形容詞と副詞の比較級を習う
8. 「何処にあるのですか」、生格、造格、前置格を使う言い回しを習う
9. 「何処に向かっていますか」、移動を表す定動詞・不定動詞を習う
10. 「何処から来ましたか」、「~の中から、~の表面から」という言い回しを習う
11. 「どのように学習していますか」、「速度や頻度」を表す副詞を習う
12. 「幾つですか」、数詞を使って身近なもの数え方を習う
13. 「幾らですか、何歳ですか」、数詞を使って値段、年齢、年数を習う
14. 「何時ですか」、一日の流れや時制の言い回しを習う
15. 「如何して」と「何しに」という疑問詞の相違点を習う

本授業において、ロシア人が普段よく使う数多くの疑問詞を基礎文法と共に確認しながら、それらを用いる会話的表現をマスターすることを目指します。
その目標を達するため毎回文章作りの宿題を出します。



●成績評価の方法

期末試験60%、平常点20%、小テスト20%。履修取り下げ制度を採用する。



●教科書

プリント配布

●参考書

露和辞典、和露辞典、前年度の教科書等

●注意事項

ロシア語の文法表を必ず持参すること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

隣人、隣国を知るには先ずその言葉を理解することが重要です。受講生は、間違いを恐れずに積極的に授業に臨むことを期待します。人間活動における様々なロシア語の言い回しや慣用句を習得して、中級ロシア語をマスターすることを目指しましょう。


時間割一覧へ戻る