●本授業の目的およびねらい
化学と生物を融合したケミカルバイオロジー研究について考える ケミカルバイオロジー研究の実例を題材として,学問研究の共通の基礎として必要な「読み」,「考え」,「書き」,「話し」の方法の訓練を通じて,学問的知識の探求のプロセスとその面白さを体験する。大学4年間の初年次において,大学生としての自主的,自発的な学習能力を修得する。また,教員,TA,他の学生との共同作業を通じた人間的な交流を円滑に行える力を身につける。
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●履修条件あるいは関連する科目等
文系理系に関係なく,本テーマに興味があること。問題意識を持って主体的に参加できること。他者の意見を聞き,グループ作業が可能なこと。
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●授業内容
化学をいかにして生物学の領域に利用し研究するかについて議論するものである。特に、ケミカルバイオロジーや合成生物学といった研究分野の具体的な研究例をあげ、それについて解説するとともに、ディスカッション形式で議論する。
1. ケミカルバイオロジー研究の実例を紹介する解説 2. ケミカルバイオロジー研究のいくつかの文献を示し、テーマを与える。学生をグループに分けてテーマについて話し合い,決定する。 3. 情報探索法とワープロソフトの使用法の説明と実演を行う。 4. プレゼンテーションソフトの使用法の説明と実演を行う。 6. テーマについて発表と討論を行う。 「話し」を行い,各サブテーマにおける検討すべき問題点の発見や解決方法を探究する。 7. 合成生物学研究の実例を紹介する解説。 8. 合成生物学研究のいくつかの文献を示し、テーマを与える。 9. ・教員やTAは助言を行うが,学生の自主的な取組みが重要です。 ・発表後は,結果の自己点検を行い,表現技術の改善に努力してください。 ・参照URL,http://www.nagoya-u.ac.jp/~KOMON/nuiga.htmlあるいは Learning Management System(LMS)を利用して、授業計画や質問等の相互の連絡をします。
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●成績評価の方法
努力・意欲,発表能力・内容,討論への参加,レポート・報告書(各25%)
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●教科書
使用しない。 必要があれば,適宜紹介,もしくはプリントを用意するので,予習をしておく。
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●参考書
セミナー中に適宜,紹介する。 できるだけ中央図書館に参考図書を用意する。
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
http://biochemistry.chem.nagoya-u.ac.jp/
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
化学の楽しさを皆さんにわかっていただけるような授業にしたいと思います。
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