2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160013319

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
三浦 裕一

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
水・3
●対象学部
理学部
工学部(Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

能動的な学習と発表方法、及び互いに議論して物理法則の理解を深めることを学ぶ。
設定したテーマについて自ら調査・研究して発表し、それを元に議論して理解を深める。テーマは「科学的なもの」または「科学と社会に関するもの」が考えられる。

●履修条件あるいは関連する科目等

広い視野を持って積極的、論理的に科学的なテーマに取り組むこと。
高校で物理を履修していなくともよい。

●授業内容

自分が興味を持っているテーマを複数挙げ、全体で調整して設定する。

4週で1テーマを予定しているが、テーマの大きさや進行状況を見て考える。
設定したテーマについて数人のグループで共同して調査・研究し、レポートにまとめる。
まとめた結果を プロジェクターを用いて発表し、全員で議論する。
まとめる途中でも進行状況を中間発表し、他のグループから質問やコメントを受ける。
その議論を参考にして、テーマの考察を深める。

例として、こちらで予定しているテーマを挙げると、
(1) 「物理法則」は社会的にどの程度 理解されているか、或いは誤解されているか。
特に、誤解されている具体例を挙げて、その理由を解明する(たくさんありそうだ)。
(2) 「再生可能エネルギー」開発の現状と、潜在的な資源の量、環境への影響を調査する。
その有効性を評価する基準は何か、考察する(かなり「怪しい?」ものも見受けられる)。

●成績評価の方法

調査・研究をまとめたレポート内容、発表や議論の様子を総合的に評価する。

●教科書

教科書 なし

●参考書

なし、必要に応じて探索する。

●注意事項

物理法則の理解を深めるため、簡単な実験も行うので、お楽しみに。
追加履修届や履修取り下げに応じる。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

物理法則の実例として、最近の科学ニュースや、事故などを物理的観点から議論する。
また、机上で簡単な実験をいくつか体験してもらう予定である。

積極的にテーマに取り組んで理解を深め、議論してほしい。
他の人と議論することにより、自分の見落としや誤解に気がついたり、思いもしなかった別な見方があることに驚く。このような経験は、将来の研究活動に大いに役立つ。


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