●本授業の目的およびねらい
能動的な学習と発表方法、及び互いに議論して物理法則の理解を深めることを学ぶ。 設定したテーマについて自ら調査・研究して発表し、それを元に議論して理解を深める。テーマは「科学的なもの」または「科学と社会に関するもの」が考えられる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
広い視野を持って積極的、論理的に科学的なテーマに取り組むこと。 高校で物理を履修していなくともよい。
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●授業内容
自分が興味を持っているテーマを複数挙げ、全体で調整して設定する。
4週で1テーマを予定しているが、テーマの大きさや進行状況を見て考える。 設定したテーマについて数人のグループで共同して調査・研究し、レポートにまとめる。 まとめた結果を プロジェクターを用いて発表し、全員で議論する。 まとめる途中でも進行状況を中間発表し、他のグループから質問やコメントを受ける。 その議論を参考にして、テーマの考察を深める。
例として、こちらで予定しているテーマを挙げると、 (1) 「物理法則」は社会的にどの程度 理解されているか、或いは誤解されているか。 特に、誤解されている具体例を挙げて、その理由を解明する(たくさんありそうだ)。 (2) 「再生可能エネルギー」開発の現状と、潜在的な資源の量、環境への影響を調査する。 その有効性を評価する基準は何か、考察する(かなり「怪しい?」ものも見受けられる)。
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●成績評価の方法
調査・研究をまとめたレポート内容、発表や議論の様子を総合的に評価する。
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●教科書
教科書 なし
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●参考書
なし、必要に応じて探索する。
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●注意事項
物理法則の理解を深めるため、簡単な実験も行うので、お楽しみに。 追加履修届や履修取り下げに応じる。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
物理法則の実例として、最近の科学ニュースや、事故などを物理的観点から議論する。 また、机上で簡単な実験をいくつか体験してもらう予定である。
積極的にテーマに取り組んで理解を深め、議論してほしい。 他の人と議論することにより、自分の見落としや誤解に気がついたり、思いもしなかった別な見方があることに驚く。このような経験は、将来の研究活動に大いに役立つ。
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