2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160012403

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
佐々木 重洋

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・4
●対象学部
文学部
教育学部
経済学部
法学部



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:文化遺産からみる人類社会—フィールドワークから考える—」
文化遺産はなぜ、保全、継承される必要があるのでしょうか?本セミナーでは、国内外の文化遺産、具体的には日本の有形・無形文化財、民俗文化財、世界文化遺産などを題材としながら、フィールド系学問分野に共通する「フィールドワーク」、「分析」、「プレゼンテーション」、「討論」の手法について学びます。本セミナーをつうじて、大学生活の中でこれから必要とされるような調査、研究、学習のあり方を理解し体得することをめざしています。

●履修条件あるいは関連する科目等

実際に自分の手と足、その他五感をフルに使って調べ、考えることに興味のある方を歓迎します。なお、本セミナーはフィールド系人文学の各分野、とくに文化人類学、民俗学、社会学、地理学、歴史学、考古学、地域研究等に関連します。

●授業内容

1、 オリエンテーション
2、 フィールドワークの原理(講義解説+参考書を用いた学習)
3、 フィールドワークの方法論基礎(参考書を用いた学習+校内での簡単な実習)
4、 予備調査実習(1)多様な文化遺産-過去から未来へ-
5、 予備調査実習(2)各自の調査テーマ考案
6、 個別フィールドワーク
7、 報告の準備(1) 配布資料、AV機器等を併用したわかりやすいプレゼンテーション 
技術を学ぶ。また、AV機器にはそれぞれ特有の長所と短所があることも学ぶ。
8、 報告の準備(2) 効果的なプレゼンテーションのあり方を考える。
9、 報告と討論 参加者は、A:全体の司会進行役、B:報告者、C:質疑をする役、D:B とCのやりとりを補助する役、のいずれかを担当する(コメントシート併用)。
10、 報告と討論   〃
11、 報告と討論   〃
12、 討論を経てのレポート作成
13、 レポートの相互評価  他人のレポートを講評、添削する。
14、 レポートの相互評価と再討論
15、 総括

●成績評価の方法

成績は、出席点、調査の内容、プレゼンテーションの内容、討論への参与度などを総合的に評価します。《出席点60%+平常点(調査、プレゼン、討論、レポート)40%》

●教科書

 

●参考書

上野和男・高桑守史・福田アジオ・宮田登(編)、『新版 民俗調査ハンドブック』、吉川弘文館、1997年
佐藤郁哉、『フィールドワーク:書を持って街へ出よう』(増訂版)、新曜社、2006年 
佐藤郁哉、『質的データ分析法:原理・方法・実践』、新曜社、2008年

●注意事項

野外調査、現地見学等を含むことがあります。毎回の連絡事項に注意してください。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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