2016年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20160011526

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
松本 浩典

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
月・5
●対象学部
農学部
文系学部
情報文化学部(自然)
理学部
工学部(Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ系)



●本授業の目的およびねらい

テーマ:「身の回りの不思議を調べよう」
身近なところで「なぜ?」と不思議に感じたことをテーマに選び、自分で納得行くまで調べて下さい。そして調査結果をまとめ、みんなの前で発表し、意見を交換しあいましょう。例えば血液型性格判断、六曜(大安・仏滅など)などが、とても普及しているのはなぜでしょうか?その歴史や由来などを調査し、どういう根拠や理由があるのか、皆さん自身で考えてみましょう。みなさんの導いた結論の正否は二の次です。本セミナーの一番の目的は、調査・発表・議論の進め方を学ぶことです。

●履修条件あるいは関連する科目等

特に無し

●授業内容

数名の班に分かれ、自らテーマを決めて、調査して頂きます。そしてセミナー時に、調査の成果を発表して頂きます。各班には少なくとも2回の発表をして頂く予定です。

もしテーマとして「血液型と性格」を選んだとしましょう。「血液型と性格には関係がある」という説と、「関係ない」という説の両方があります。どちらかに偏ることなく公平な立場で、両方の説について、その根拠を本・電話調査・インターネットなど、あらゆる手段を使って調べましょう。その調査を参考にして、発表者自身の意見を作ってください。セミナー本番では、教員を含む他の聴衆を説得できるよう、作戦・プレゼンテーションを練り、発表を行ってください。聴衆は、疑問に思うことはどんどん質問し、議論しましょう。論理的な考察力、プレゼンテーションスキルの養成、議論の進め方の取得が本セミナーの目標です。

具体的な実際のセミナーの進め方、テーマなどは、受講者のみなさんと相談しながら決めます。

●成績評価の方法

出欠、プレゼンテーション、議論への積極的な参加、レポート(期間中1回)、を元に成績評価します。履修取り下げ制度を採用します。

●教科書

特に無し

●参考書

特に無し

●注意事項

プレゼンテーションには、パソコンを活用してください (もちろん、事情がある場合は、紙で資料を作ったり、黒板を使ったプレゼンテーションでも構いません)。
発表だけでなく、議論への参加も重要な成績評価のもとです。無断欠席・遅刻は厳禁です。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

正確な結論を出すことは目的ではありません。みなさん自身が色々な視点から考え、みなさん自身の意見を持つこと、そして聴衆を納得させるような論理的な説明をすること、聴衆は自分の意見を出して議論すること、が目的です。個性的な意見、活発な議論を期待しています。


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