●本授業の目的およびねらい
数学という学問は、公理や定義に基づいて、様々な性質を証明します。その議論は論理的で、現代社会において不可欠な技術にも応用されています。この講義では、文系学部の学生向けに古典的な数学から現代数学への流れを、現代社会で役に立っている例をあげながら紹介します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
数学に興味があれば、とくに必要な知識はありません。
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●授業内容
この講義は文系学部の学生向けの数学の講義なので、高校2年生までの数学を用いて、理解できるように進めるつもりです。
内容としては、数学史、論理学、現代数学の応用について扱う予定です。
数学史では、古代エジプトの測量から生まれた幾何学、そしてイスラムで開花した代数学、中世の数学から、現代の日常生活に関わる数学への歴史をお話しします。
論理学は、数学を扱う上では必要な議論に必要となります。ロジカルシンキングと呼ばれる論理的な考え方ができるようになると、ものごとの原因と結果を結びつける一本の筋道が見えるようになるかもしれません。
現代数学には様々なものがあります。理系学部の1年生が学習する線形代数学だけでも、現代社会のいろいろな場面で役に立っています。そんな例をいくつか紹介しようと思っています。
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●成績評価の方法
成績評価の方法については初回の講義で説明するので、かならず出席すること。
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●教科書
なし
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●参考書
必要に応じて紹介します。
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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