●本授業の目的およびねらい
本講義では、現代科学技術において重要な基礎分野の一つである電磁気学を学び、その基本概念と手法について理解を深め、これらを応用する理工系分野を学ぶための基礎学力を養う。マックスウェル方程式を基礎とする電磁気学の骨組みと、その物理的意味を理解できるようになることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
電磁気学Iを履修していること。
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●授業内容
電磁気学Iの復習も含めて以下の内容を中心に学習する。 1 静電場 2 定常電流と磁場 3 時間変化する電磁場 4 マックスウェル方程式と電磁波
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●成績評価の方法
出席・演習(30%)、定期試験(70%)により総合的に評価する。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
使用しない。
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●参考書
電磁気学I、II、長岡洋介(岩波書店) 単位が取れる電磁気学ノート、橋元淳一郎(講談社) 基礎からの電磁気学、小柴正則(培風館)などのいずれかを参考にしてください。
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●注意事項
材料工学コースの学生は本講義を受講すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
ベクトル解析に親しめないという理由で電磁気学が敬遠されることのないように、物理的意味を理解できるよう平易な説明を行います。理解を深めるために、演習を取り入れます。重要な基礎学問ですので、しっかりと身につけてほしいと思います。
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