●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
本授業では、「映画」を様々な英語表現や言語機能、文化・社会的背景理解のための実用的な教材として有効に活用し、多角的に「英語」を理解して実践的な英語力を身につけることを目的とする。
本授業では、CALL教室の機能を利用して様々な角度から教材化した「映画」(参考教材として他作品も随時、複数活用)を各自で設定したテーマに沿って分析していく。
<授業前半> 映画を場面ごとに字幕なしで視聴後、CALLの機能を利用してリスニング・シャドーイングを行う。そして、そこで使われている語彙や慣用表現などを確認し、関連表現や言い換え表現も併せて学ぶとともに、言語の伝達機能(話者の伝えようとしている内容・意図―例えば依頼・賞賛など)や会話の文化・社会的背景まで理解を深めていく。
<授業後半> 以上の手順で映画の内容を確認後、各自が興味を持って選んだテーマに取り組む。そして「映画」から導き出した様々な「英語」の側面をクラスで発表・シェアすることで「英語」をより多角的に捉えて理解していく。
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●成績評価の方法
出席及び授業への参加度(50%)、レポートと発表(50%)。
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●教科書
プリント・音声教材を配布。
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●参考書
必要に応じて配布、又は授業に於いて紹介。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
「映画」は最も身近な「生きた英語」の教材です。大いに活用して楽しみましょう。
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