●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
プレゼンテーションの基礎に関する教科書を用い、分かりやすさと説得力のある学術的発表の方法を実践的に学ぶ。また、教科書以外に、インターネット上のプレゼンテーション例を批判的に検討する活動も行っていく。
宿題の性質は以下の通りである。 1. 次回分のユニットをざっと読み、授業内ではそれを確認・補足、あるいは質問・議論するという形を基本とする。 2. 主に専門分野に関連する2回のプレゼンテーション・コンテストに向け、インターネットや教室内アンケートにより準備を行う。
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●成績評価の方法
おおよそ以下の割合で評価を行う。毎回の実践的活動(30%)、2回のプレゼンテーション・コンテスト(グループないし個人)とその準備(50%)、「注意事項」にある課外学習(20%)。
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●教科書
Speaking of Speech (New Edition) (David Harrington, Charles LeBeau, Macmillan, \2,500, ISBN: 978-4895852111)
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●参考書
随時紹介していく。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習教材「eFACE」を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。初回の授業を欠席し課外学習教材を受け取っていない場合は、Eラウンジにとりに行くこと。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
毎回、教員およびクラスメイトと英語で話し合うことが求められる他、多くのグループ活動がありますので、積極的な(ただしリラックスした)姿勢が必要となります。 なお、この授業では辞書の使用を禁止します。どうしても意味を知りたい表現がある場合は、クラスメイトか教員に英語で尋ねてみてください。
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