●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。
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●授業内容
受講生による簡単な予習(訳及び発音)を前提に、単語、熟語、文法事項、発音、エッセイ自体の構造などを確認しながらの正確な読解を行う。各課で「350語程度のエッセイの読解」に続いて「当該エッセイ内の語彙の用法確認」と「当該エッセイ内容の理解の確認」を行う。 ただし、教科書から「英文構成法や使える表現を学ぶ」というねらいに適わない課(エッセイ)は除く。 特に文意の理解においては、文に含まれる語の意味からの推測を排し、各文中、または文間の接続や句や節の間の修飾の関係を明確にし、どんな文でもその構成が明らかにわかることを目指す。 学生の進度に合わせた授業を行う。
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●成績評価の方法
試験及び平常点 50パーセント (以上に下記注意事項に記載の点数を加算する)
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●教科書
多様なトピックを楽しむリーディングブック/関口智子/松柏社
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●参考書
良い辞書。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP(Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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