●本授業の目的およびねらい
本授業では,現代世界と私達のいる状況を理解し,高い志をもって専門分野に進む,心構えを学びます。名古屋大学が育成しようとする人は「機会をつかむ」,「困難にいどむ」,「自律性と自発性を育む」,真の知性と勇気をもつリーダです。そのためには,主体的な創造心,立ち向かう探求心,2つの心を醸成する豊かな人間性が求められます. 現代世界が抱える課題は何か,私達はどのような状況にあるのか,学術はどんな役割を担っているのか,そのために豊かな感性と知性をどう磨くのか。本授業はその素材を提供し,基礎と専門と教養の橋渡による,より確かな知識と思考の基盤作りを目的とします.
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●履修条件あるいは関連する科目等
とくになし.
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●授業内容
以下を予定していますが,講師の都合等によって変更することがあります. 講義の目的と狙い 名古屋大学の教育理念と教養教育-3つの教育方針 (教養教育推進室 栗本英和) 現代にいどむ ○科学・技術と社会の良好な関係を構想する (教養教育院・副院長・自然科学部門長 戸田山和久) ○エネルギー・環境・食糧の危機 (理事・副総長 山本一良) ○志を世界に向ける (留学生センター 野水 勉) ○勇気をもとう (理事・副総長 國枝秀世,学生相談総合センター 鈴木健一) 主題をつかむ ○からだと医学系諸学を知る (副総長 松尾清一) ○コトバの謎を解く (教養教育院・人文学部門長 町田 健) ○多様な文化の流れをつかむ (教養教育院・言語文化部門長 西川智之) ○社会の仕組を探る-国際化・都市化と日本の経済 (教養教育院・社会科学部門長 黒田達朗) 知性と感性を育む ○科学と技術を繋ぐ (教養教育院・院長 小野木克明) ○図書館に浸る (附属図書館長 佐野 充) ○美を求める (文学研究科長 木俣元一) まとめ ○アセスメントから気づく (評価企画室 栗本英和)
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●成績評価の方法
各講義における,授業内容の理解を確認するレポート等による合計で評価します.
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●教科書
とくになし.
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●参考書
必要に応じて,授業中に随時,参考書等を指示します.
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●注意事項
とくにありませんが,真面目に受講すること. 携帯情報端末等によるレスポンス・システムを用いて,授業内容を確認するレポートを送ります.
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●本授業に関する参照Webページ
http://www.human.nagoya-u.ac.jp/~kuri/lect/acepj.html
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
とくにありません.
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