バイオテクノロジーは、生物が持つ多様な機能を開発して応用することによって、生物を 産業や人類の福祉に貢献させるための技術であり、広範な技術を包含している。本講義で は、遺伝子工学や細胞工学、発生工学など、遺伝情報の改変にかかわるバイオテクノロジ ーの原理、方法ならびに応用についての理解を深めることを目的とする。また、バイオテ クノロジーの過去から現在にいたる発展をたどり、その未来を展望する。
生物学基礎I
以下の内容を2名の教官が分担して解説する。 1.バイオテクノロジーの歴史 2.細胞のしくみ 3.遺伝のメカニズム 4.DNAの構造と機能 5.遺伝子組み換えの技術 6.バイオテクノロジーの応用 担当教官: 佐塚隆志(生物機能開発利用研究センター) 伊藤正樹(生命農学研究科生物機能技術科学講座)
出席を兼ねて毎回小テストを行う(50%) 期末試験(50%)
特になし
分子細胞生物学 第5版(東京化学同人) 知っておきたいバイテクの基礎(夏秋啓子・藤巻宏 編著、理工図書)