業革命以降、人間社会はその回復力の範囲を遥かに超えた環境負荷を自然環境に与え続け

てきました。それは翻って、人間社会を自然災害・大気汚染・地球温暖化等という形の脅

威にさらしており、近年では人間社会と自然環境の共存を可能とする方法論が模索されて

います。本講義では、食料生産と森林資源を例として、自然環境と人間社会との相互作用

という観点から、様々な時空間スケールにおける両者の関わりの変遷とともに、その現状

分析における最新の方法論や知見についても解説します。　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

なし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

概論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１．食糧生産をとおして見た自然環境と人間社会のかかわり　　　　　　　　　　　　　

　１）日本の食料生産・輸入と世界の食料生産　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　２）アジアの食料生産と自然環境（東アジア、東南アジア）　　　　　　　　　　　　

　３）アジアの食料生産と自然環境（南アジア、西アジア）　　　　　　　　　　　　　

　４）アフリカの食料生産と自然環境（西アフリカ）　　　　　　　　　　　　　　　　

　５）アフリカの食料生産と自然環境（東アフリカ）　　　　　　　　　　　　　　　　

　６）自然環境問題と人間社会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２．森林資源をとおして見た自然環境と人間社会のかかわり　　　　　　　　　　　　　

　１）世界と日本の森林資源　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　２）森林の資源評価　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　３）大気汚染と森林環境�@　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　４）大気汚染と森林環境�A　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　５）ランドスケープ管理　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　６）自然環境問題と人間社会　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

出席（２０％）および課題レポート（２回：各４０％）による。　　　　　　　　　　　

ただし、１．及び２．の各講義で出席回数が５割未満の場合、　　　　　　　　　　　　

各課題レポートの採点は行わない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プリント・資料等の配布　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

なし　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

なし