●本授業の目的およびねらい
動物や植物は個体として正常に機能するために、様々な生理機能を発達させている。本講
義では、植物と動物の基本的生理機能について講述し、その意義と仕組みについて理解す
ることを目的とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
生物学基礎I、分類・形態学、遺伝学(同じ教科書を使用する)
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●授業内容
授業内容は、以下の項目である。括弧内の数字は、教科書の対応する章を示す。
動物生理学
動物の栄養(41)
循環とガス交換(42)
免疫系(43)
浸透調節と排出(44)
ホルモンと内分泌系(45)
動物の生殖(46)
動物の発生(47)
神経系(48)
感覚と運動のメカニズム(49)
植物生理学
維管束植物の輸送(36)
植物の栄養(37)
被子植物の生殖とバイオテクノロジー(38)
内外のシグナルに対する植物の応答(39)
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●成績評価の方法
受講状態と試験により判定する。試験は日本語で実施する(教科書、参考書、資料、辞書
の持ち込みは禁止)。
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●教科書
キャンベル生物学、小林興監訳、丸善株式会社(BIOLOGY、第7版、Campbe
llとReece著を翻訳したもの)
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●参考書
生物図録(鈴木孝仁監修:数研出版)、生物学辞典(岩波書店)
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●注意事項
予習(次回の講義の範囲について教科書を読む)を必ず行なうこと。最低でも各章のまと
めに目を通して出席する。全回出席を原則とする。毎回出席を確認する。
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