2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
日本国憲法
●主担当教員名
建石 真公子

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
木・1
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい
この講義では憲法の原理および統治機構と人権の内容について学びます。       

市民革命を経て確立された近代憲法では、統治機構の目的は人権を保障することとしま 

した。このことは、1789年のフランス人権宣言2条「政治的結合の目的は、人の、 

時効によって消滅することのない自然的な諸権利の保全にある」からも明らかです。  

授業では、人権保障と国民主権の観点から、日本国憲法における国会・内閣・裁判所の 

しくみと運用、および人権保障のあり方を、比較法や歴史を踏まえて勉強します。   

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
政治学・国際法・国際政治・日本近代史に関する講義                

                                        

                                        


●授業内容
01.国家と憲法                                

02.国会                                   

03.内閣                                   

04.裁判所                                  

05.人権の基本概念と国内的・国際的保障                    

06.人権主体−外国人・私人間適用                       

07.個人の尊重・自己決定権                          

08.平等                                   

09.精神的自由                                

10.生存権                                  

11.労働者の権利                               

12.刑事手続き上の権利                            

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
論述試験                                    

                                        

                                        



●教科書
元山健・建石真公子編『現代日本の憲法』法律文化社                

                                        

                                        


●参考書
『憲法判例集』有斐閣新書                            

                                        

                                        

                                        


●注意事項
新聞の政治欄・国際欄を読んで下さい。                      

                                        

                                        

                                        



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