●本授業の目的およびねらい
一年次または初級スペイン語で身につけたスペイン語の知識をもとに、スペイン語力の
さらなる向上を目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
第I・II期のスペイン語1・2・3・4または初級スペイン語1・2の授業を終えて
いる、もしくはそれに相応する基礎知識を有すること。
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●授業内容
この授業では、初級文法知識を有する参加者を対象とした「中級文法の学習と会話練習
および講読」をおこなう。
文法事項に関しては、受講者の状況をみて柔軟に対応をするよう心がける。現在のとこ
ろ、動詞の過去時制(点過去と線過去、過去完了、過去未来完了)および接続法現在時制
・過去時制を中心に毎回30分程説明する予定である。
残りの時間で会話・講読といった実践力を高める練習をおこなう。毎回の講義で、1)
日常生活に関する簡単なLecturaやDialogoを読む。2)表現コーナーを設
け、テーマに関連するスペイン語特有の表現を学ぶ。3)LecturaやDialog
oのテーマに関して予め用意された質問に答える。その他自分たちで質疑応答をする。会
話練習は2〜4人のグループ形式でおこなう。4)余裕があれば、学期後半は多少難しい
講読にもチャレンジしたい。これは参加者の状況に合わせて決定することとする。
参加者は適宜配布されるLecturaやDialogoを読んでくる。
なお、毎回最後に簡単な作文を書く。
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●成績評価の方法
出席、授業への積極的な参加、随時おこなう理解状況確認小テスト、定期試験(70%
)など総合的に評価する。
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●教科書
教員が必要資料を予め配付する。
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●参考書
寿里順平著『スペイン語の表現』東洋書店、寿里順平著『応用スペイン語文法』東洋書店
、高橋覚二著『スペイン語表現ハンドブック』白水社、高橋覚二著『基礎スペイン語便覧
』評論社、宮本博司著『スペイン語分類単語集』大学書林、山田義郎監修『中級スペイン
語文法』白水社
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●注意事項
毎回西和辞典を持参すること。
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