●授業内容
授業の進め方についての説明とグループ分け。各グループで話し合って、担当チャプ
ターを決める。担当グループは授業の前にハンドアウトを作成してクラスの人数分だ
け用意することになるので、そのハンドアウトの形式や、英文の要約の仕方について
の解説を行う。以後、用意されたハンドアウトを参照しながらテキストを講読し、訂
正すべき箇所があるかどうか検討する。難解な英文がでてきた場合は正確な和訳によ
って意味を確認する。担当者以外はただハンドアウトに赤ペンを入れるだけ、という
状況は避けたいので、授業中は必用な情報をすばやく文章から読み取る練習ができる
ような発問をしてクラス全体の参加を促したい。
特に意識して習得したい読みの技術は、大意の把握、筆者の意見と事実の識別、アナ
ロジーの理解等があげられる。
なお、本テキストが扱っているテーマは「再生資源」「超常現象」「科学と倫理」等、
今日的なもの、身近なものが大半なので、テキストの和訳をして終わるのではなく、
読み取った内容について自分の体験に照らして意見を述べるところまでを目指したい。
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