2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(リーディング)4
●主担当教員名
大室 剛志

●単位数
1単位

●開講時期
V 期
木・3
●対象学部
文学部



●本授業の目的およびねらい
 科学的な論文の読解訓練を行う。言語学を経験科学の一つとするための企てについて学

ぶ。論文英語の表現に習熟することを目的とする。英語の語法文法に注意を払いつつ精読

できる能力を養う。言語学を究極的には生物学の一部とし、自然科学として位置づけるた

めにはどのようなことを考えねばならないかについて考察する。           

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特に無し                                    

                                        

                                        


●授業内容
ノーム、チョムスキー「言語の性質、使用、獲得について」を読み、科学的な論文の読解

訓練を行うと同時に言語学を経験科学の一つとするための企てについて学ぶ。     

究極的には生物学の一部として言語学を携えるにはどうしたらよいかについて考える。 

授業では、毎回参加者全員が当該箇所を英語の語法文法に注意を払いつつ、家で精読して

きていることを前提として進め、受講者を任意に指名し、当該箇所を易しい、わかりやす

い日本語に直してもらう。教師からは、毎回、細部に渡る英語の発音指導並びに英語の 

語法文法に関する詳しい解説がなされる。また、常識的には、文科系の学問である言語学

を、どのように考えることよって理科系の学問として位置づけることが可能になるかにつ

いて、詳しい解説が与えられることになる。                    

チョムスキー言語学の技術的側面に焦点をあてるのではなくて、その哲学的側面に光をあ

てた授業となる。                                

英語表現としての程度も、その内容も高度なものなので、みっちりと英語の読解能力をつ

けたいと考える学生の授業参加を希望する。巷の英会話学校などでは、到底教えることの

できない大学ならではの授業内容である。特に、言語、心理、脳に興味のある学生の受講

を希望する。                                  

チョムスキーの政治的立場については一切この授業では考えない。          

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
定期試験による。毎回の授業への積極的な参加を評価する。指名されたときの読解の理解

度も評価する。                                 

                                        



●教科書
教室で指示。                                  

                                        

                                        


●参考書
教室で指示。                                  

                                        

                                        

                                        


●注意事項
特に無し。                                   

                                        

                                        

                                        



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