2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)2
●主担当教員名
池側 隆之

●単位数
2単位

●開講時期
V 期
月・4
●対象学部
理学部



●本授業の目的およびねらい
日常英会話表現を映画などの既存コンテンツから抽出し、言い回しや会話におけるニュ 

アンス、また発音の理解をロールプレイングなどの経験を通して深める。「聞く」「話 

す」ためのスピードやリズムに重点を置くことで、頭の中にある語彙の実際的な活用を 

目指す。                                    

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
近年公開されたファミリー向けのハリウッド映画を基本的な題材とする。比較的耳慣れし

やすい語彙によって構成された会話を基軸としながら、リスニングにおいて、またスピー

キングにおいての「同期」を毎回の授業で目標としていく。あわせて作品解説を通して、

社会的背景や文化についての理解を深める。授業のおおよその流れは次の通りである。 

                                        

1.まず5分程度の視聴を字幕なしで行い、会話の中にあった単語、フレーズ、あるいは

センテンスなど、内容を他者に伝えるためのキーワードを多く抽出するように努める。次

にペア・ワークを行い、キーワードをもとに内容についてお互い日本語で説明し合う。 

                                        

2.次に個人で書き取りをする(ディクテーション)。その情報を受講生全員で共有し、

パズルを埋めるように正確な会話内容の完全なテキスト化を目指す。次に字幕付きで映画

を鑑賞し、書き取りの最終チェックを行う。                    

                                        

3.会話の内容が正確に得られたら、全員で発音練習を行う。リズムが得られるようにな

れば、ペアや小グループに分かれ、役割ごとの会話を記憶してロールプレイングの形を取

りながら実際に映画世界を再現してみる。最後に練習成果をグループごとに全員の前でプ

レゼンテーションする。以上を授業時間内に繰り返していく。            

                                        

このような流れを繰り返し行い、じっくりと時間軸を読み解いていくことで英会話体験の

密度を高める。                                 

                                        

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席25%、授業への積極的参加50%、期末試験25%              

                                        

                                        



●教科書
使用しない。                                  

                                        

                                        


●参考書
特になし。                                   

                                        

                                        

                                        


●注意事項
辞書は毎回持参すること。                            

                                        

                                        

                                        



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