●本授業の目的およびねらい
本授業では最終的には英語による様々なプレゼンテーション能力の向上を目指す。
なお、ここでいうプレゼンテーション能力とは、インフォーマルな自己紹介のような
ものから、教育・研究の分野、および、将来のビジネス等での、フォーマルな
発表等も含むこととする。そのため、まず、手本になるようなひな形、さらには
基礎資料になるような材料をリーディングを通してマスターすることから始め、
その後、それを応用した実際の発表へとつなげることを目標とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
授業の後半で、パワーポイントを使用するので、その基本的な使用法は個人で
練習しておくこと。
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●授業内容
この授業で扱う内容と順序は原則として以下のような予定である。使用予定教科書の
目次を参考に紹介する。全部で6つのユニットがあり、各ユニットの前半と後半で
2週間でカバーする予定である。
1.プレゼンテーションとは
自己紹介とショー・アンド・テル、プレゼンテーションの理由
2種類のプレゼンテーション(情報提供型と説得型)
2.携帯電話は危険か(情報提供型)
リーディングによる情報探査
資料の整理とアウトラインの作成
3.気候変動と地球温暖化(情報提供型)
リーディングによる情報探査
資料の整理とアウトラインの作成
4.効率的なプレゼンテーション
プレゼンテーションの基本的構成と表現、原稿執筆
発表技術の練磨
5.視聴覚資料の準備
ポスターの作成
パワーポイントスライドショーの作成
6.プレゼンテーションの実行
プレゼンテーションの実践
自己評価の仕方と他者評価の仕方
補足.批評とフィードバック
自己評価・他者評価に基づくプレゼンテーションの改善
評価技術自体の改善
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●成績評価の方法
課題発表等、平常の授業への参加と貢献、定期試験を併用して総合的に判断する。
出席が3分の2を下回るときは、単位評価をしない。
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●教科書
リーディングから始める英語プレゼンテーション入門
岡田圭子・ロバート ベッツ
アルク
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●参考書
授業で指示する。
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●注意事項
授業外での準備や練習も重要で、授業は、そのような結果を披露して
発表の場数を踏む機会として自他のために生かすよう、心がけてほしい。
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