2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
言語文化T

●科目名
英語(コミュニケーション)
●主担当教員名
丸田 孝治

●単位数
2単位

●開講時期
U 期
金・4
●対象学部
理学部



●本授業の目的およびねらい
 英語の発音や弱化・連結といった音の変化を練習し、ストレス・リズム・イントネー 

ションなどのプロソディー面に焦点を当てることで、通じる英語の土台作りを行う。また

ニュースやインタビュー、朗読といった様々なスタイルの英語を聞くことで、英語のリ 

スニングとスピーキングに必要な基礎力を強化し、総合的な英語力の向上を目的とする。

                                        

                                        

                                        


●履修条件あるいは関連する科目等
特になし。                                   

                                        

                                        


●授業内容
 総合的な英語力向上を目標とし、また集中力を維持しやすくする為、1回の授業は3部

構成で行う。                                  

                                        

 第1部(約30分)では、日本人の苦手な発音と、リスニング上達に欠かせない発音変

化のルールやプロソディーを解説し、プリントを利用して発音矯正・発音練習を行う。 

                                        

 第2部(約20分)では、配布プリントを用いて、スピーキングとリスニングの訓練を

行う。具体的には、100語〜200語程度の英文(毎回配布)を用いて、シャドーウィ

ングを行う。シャドーウィングとは簡潔に言うと、耳から聞こえてくる英文を真似ながら

少し遅れて後を追うように発音することにより、英語の発音、音の変化、ストレス、リズ

ム、イントネーションなどを習得する訓練方法である。1つの英文を、リスニング→マン

ブリング→シンクロ・リーディング→プロソディー・シャドーウィング→コンテンツ・シ

ャドーウィングと、5つのステップを踏みながら徹底的に利用することにより、スピーキ

ングの基礎である発音やプロソディー面を強化する。これは語彙構築にも役立ち、またリ

スニング能力の向上に絶大な効果が得られる。題材には、ニュース英語や、スポーツ選手

や映画スターのインタビューを用いるので、退屈になりがちなこの訓練を楽しみながら行

うことが出来るであろう。                            

                                        

 第3部(約40分)は実践的なリスニングの訓練で、題材は政治、経済、環境問題、天

気、料理、酒、テレビドラマなど多岐にわたり、書き取りもしくは、その題材に関する質

問に答えてもらい、これを毎回の小テストとする。                 

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
出席率20% 授業参加度10% 小テスト30% 試験40%           

                                        

                                        



●教科書
プリント配布。                                 

                                        

                                        


●参考書
教室で指示する。                                

                                        

                                        

                                        


●注意事項
対面授業に加え,課外学習として「ぎゅっとe」の上級リスニングを課し,その消化率に

基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、1年終了時に実施されるTOEFL

−ITPの成績(リスニングとストラクチャー・セクション)を授業全体の評価の30%

とする。                                    



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