●本授業の目的およびねらい
この授業は、リスニングとスピーキングに重点をおき、スピーチ・プレゼンテーション
のための基礎力を養成することを目的とする。最初に、ジェスチャーや声のトーンなどの
身体的メッセージの重要性について、グループワークを通じて体験しながら確認する。次
に、パワーポイントを用いたプレゼンテーションを想定し、効果的な視覚資料を作成する
手順を学ぶ。さらに、論理的なスピーチ原稿を作成するために、パラグラフ(段落)の構
造を重視すると同時に、実際のスピーチでよく用いられる英語表現や文型、語彙を習得す
る。
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●履修条件あるいは関連する科目等
言語文化I 英語(リーディング)
言語文化II 英語セミナー
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●授業内容
いくつかのトピックごとにリスニングのトレーニングをしながら、よく用いられる文型
・語彙等を習得する。また、ペアワークやグループワークを通じてお互いに建設的な批評
をしながら、スクリプト(スピーチ原稿)やスライド(プレゼンテーション用の視覚資料
)の内容・構成を加筆修正する方法を学ぶ。さらに、事前に準備したスクリプトとスライ
ドを用いて、一人二分程度のプレゼンテーションを行なう。
本授業では、以下のようなトピックを扱う予定である。
・Self−introduction/Introducing Others
・Talking about Your Hometown
・Future Plans
・Problem Solving
・Statistical & Visual Support
・Presenting a Position
授業では毎回、教科書のUnitごとに進めるので、教科書の付録DVDなどを活用し
た予習・復習を欠かさないこと。なお、この授業では、Unit1〜4を重点的に扱う。
また、4回以上欠席した場合は、原則として最終評価は「欠席」となる。
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●成績評価の方法
対面授業の評価(全体の50%): 小テストと課題(15%)、スピーチ原稿
(10%)、プレゼンテーション(25%)による総合評価とする。
課外学習の評価(全体の50%): 注意事項を参照。
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●教科書
David Harrington and Charles LeBeau, Speaking of Speech, new edition
(Macmillan).
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●参考書
適宜プリントを配布する。
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●注意事項
対面授業に加え,課外学習として「ぎゅっとe」の上級リスニングを課し,その消化率に
基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、1年終了時に実施されるTOEFL
−ITPの成績(リスニングとストラクチャー・セクション)を授業全体の評価の30%
とする。
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