●本授業の目的およびねらい
中国語4は、中国語2の継続であり、教科書は中国語2で使用した教科書を継続して用い
る。中国語3の授業と相互に補完しあって、引き続き正しい発音の習得に重点を置きなが
ら、今後必要となる読解力のために、基本的な文法事項および中国語の表現の特徴等を習
得し、理解できるように基礎的運用能力を養うことを目指す。
同時に言語の背景である文化、歴史、価値観、風俗習慣などについても学ぶ。
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●履修条件あるいは関連する科目等
中国語3とともに履修すること。
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●授業内容
中国語2で習得した各音節の発音を固めながら、中国語の表現の特徴については日本語と
比較対照し、基本的な文法事項を一通り仕上げることをめざす。
各文法事項を順を追って学習する一方、テキストの会話体の文章を習得し、聴解力・口頭
表現力の向上を図る。
同時に練習問題を数多くこなすことによって、文法的な事項を復習し、中国語の運用能力
が自然に習得できるように授業を進めていく。
この授業でも、中国語習得のポイントである口と耳の訓練を重点的に行い、さらなるス
テップに進むために必要な基礎能力を養うことをめざす。
具体的な授業内容は以下の通りである。
1.前期の復習
2.完了の“了”、連動文 ほか
3.変化の“了”、動詞“有” ほか
4.助動詞“可以”“能”“会” ほか
5.時刻、経験の“過”、方向補語 ほか
6.比較表現、“是……的”構文 ほか
7.“把”構文、結果補語 ほか
8.使役表現、年月日 ほか
9.様態補語、進行表現 ほか
10.まとめ・復習
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●成績評価の方法
原則として学期末試験(80%)及び出席点(20%)による。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。
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●教科書
『1冊めの中国語《講読クラス》』劉穎・喜多山幸子・松田かの子(白水社)
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●参考書
必要に応じて授業で紹介する。
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●注意事項
クラス指定
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