●本授業の目的およびねらい
この授業では、ドイツ語の基本的な語彙・表現と初級文法の修得を目指す。受講者はドイ
ツ語特有の構造を学びながら、「読む」「書く」「聞く」「話す」という4技能を身につ
ける。
またドイツ語への理解を深めるため、ドイツ語圏の社会・文化・風俗等についても学ぶ。
これにより、異文化に対する理解を深め、国際的視野を広げることを目的とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
旅行会話を中心に据えた下記の教科書を使って、初級文法と日常会話などで必要な基本的
な語彙や表現を学んでいく。受講者は、まず文法の説明を受ける。次に、書き換え、和訳
、作文、聞き取りなどからなる練習問題に取り組む。その後、教科書の対話文をその意味
を十分理解しながら音読し、必要に応じて重要な箇所を暗唱する。最後に、その対話文と
関連した内容・表現について、パートナー練習を行う。その他に、学習内容の定着をはか
るため、しばしば小テストを行う。
1)講義に関するガイダンス、アルファベット、つづりと発音、あいさつ、数字
2)名前・出身・居住地・専攻科目の言い方、疑問詞を使った疑問文の作り方(文法:動
詞の現在人称変化)
3)haben(持っている)を用いた表現、疑問詞を使わない疑問文の作り方(文法:
名詞の性)
4)値段の聞き方、買い物の際の表現(文法:定冠詞と名詞の格変化、名詞の複数形)
5)否定冠詞を用いた表現(文法:不定冠詞、所有冠詞、否定冠詞)
6)行き先の言い方(文法:不規則動詞の現在人称変化、名詞の3格)
7)喫茶店での表現(文法:人称代名詞、非人称のes)
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●成績評価の方法
定期試験(80%)、出席状況・課題提出などの平常点(20%)
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●教科書
秋田靜男・江口陽子・神谷善弘・河村麻里子・小林繁吉・黒澤優子・森川元之・中野有希
子・竹村恭一郎・田村江里子「ドイツ語インフォメーション<新訂版>」(朝日出版社)
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●参考書
1)中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧「必携ドイツ文法総まとめ −改訂版−」(白水社)
*コンパクトで文法事項を調べるのに便利。
2)NHKのテレビやラジオによるドイツ語講座
*ネイティブの発音に触れることができる。
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●注意事項
特になし
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