●本授業の目的およびねらい
ドイツ語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてドイツ語に関する基
礎知識と運用力を養成する科目である。「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバ
ランスよく総合的に身につけることを目指す。また、ドイツ語世界がみじかになるよう、
視聴覚メディアなどを通じて、文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際的視
野を涵養する一歩とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
ドイツ語1(I期月曜2限)とともに履修すること。
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●授業内容
ドイツ語1の授業と補完しつつ、講読、特に会話体のテキストによって生きたドイツ語文
を何度も読むことにより、ドイツ語の運用能力の向上を目指す。また、基礎的な文法事項
の整理をしながら、ドイツ語特有の文の形にも馴れしたしみ、理解力と表現力の向上を図
る。教科書には『ドイツってすてき![DVD版付き改訂版]』を使用するが、内容は、
ある一人の日本人学生が夏休みを利用してドイツの都市レーゲンスブルクで開催されたド
イツ語講習会に参加したときの体験談である。この教科書にはテキストにそったDVDも
あり、各課の初めと終わりに見ていき、「見る」、「聞く」ことを通してどのくらい理解
できたか検証しながら授業を進めて行く。またこの学期は、以下の内容が記述された課を
学習して行く。
1.空港でのお出迎え 2.空港からのドライブ 3.ホストファミリーの家の玄関口で
4.居間で 5.クラスメートとの会話 6.講座主任との会話 7.ドナウ川の散歩
8.レストランで 9.郵便局で などである。
尚、この授業では多くのドイツ語文を授業中に暗記する。
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●成績評価の方法
平常点(小テストと授業への出席率、約20%)と学期末試験(約80%)
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●教科書
荻野蔵平、Andrea Raab 著
『ドイツってすてき![DVD版付き改訂版]』
(朝日出版社)、2600円+税。
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●参考書
独和辞典。
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●注意事項
本授業では再試験も行うが、学期末試験の成績があまりにも悪い、あるいは授業欠席
回数が多いと受験できない。
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