中国語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいて中国語に関する基礎知

識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」の４技能をバラン

スよく総合的に身につけることを目指す。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

また、中国語世界が身近になるよう、視聴覚メディアなどを通じて文化・習俗・歴史・社

会事情等についても学び、国際的視野を涵養する一歩とする。　　　　　　　　　　　　

目標は「中国語に親しむ」である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

中国語２とともに履修すること。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

中国語は声調言語であり、強勢アクセント（ｓｔｒｅｓｓ　ａｃｃｅｎｔ）を主とする英

語などとは音声面で大きく異なる。また高低アクセント（ｐｉｔｃｈ　ａｃｃｅｎｔ）を

主とする日本語では二音節以上の単語内部で相対的に音が上がったり下がったりするのに

対し（例：はし［橋−箸］）、中国語では漢字１つ１つが固有の高低をもっているため声

調を間違えると違う漢字の発音となり、意味が正しく通じなくなってしまう。従って、こ

の中国語１の授業では、まず各音節を声調を伴って正確に発音できるように授業を進めて

いく。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

具体的な授業内容は以下の通りである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　１．発音（１）声調（四声）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　２．発音（２）母音、子音　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　３．発音（３）有気音と無気音　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　４．人称代詞、名前の聞き方　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　５．動詞述語文、形容詞述語文　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　６．疑問詞疑問文　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　７．選択疑問文　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　８．反復疑問文　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　９．量詞の使い方　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　１０．動詞“有”“在”　ほか　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　１１．まとめ、復習　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

原則として学期末試験（７０％）及び平常点（３０％）による。　　　　　　　　　　　

授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

『１冊めの中国語《会話クラス》』劉穎・喜多山幸子・松田かの子（白水社）　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

必要に応じて授業で紹介する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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