●本授業の目的およびねらい
ドイツ語の基礎知識と運用力を養成します。「話す」、「書く」、「読む」、「聞く」
の4技能の根幹を成す言語能力を身につけることを目標とします。また、ドイツ語の世界
が身近になるよう、ドイツの日常生活の話題を織り込み、異文化理解の第一歩とします。
機器による音声や映像は用いません。教師との生の声による対話を通じてドイツ語に親
しんでいただけることを願っています。
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●履修条件あるいは関連する科目等
この授業と水曜2限のドイツ語2は一貫授業ですので併せて受講してください。また、
前期の授業は後期のドイツ語3(担当:シュマウス)とドイツ語4(担当:成田)に引継
がれます。
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●授業内容
教科書は、1)テクスト、2)単語集、3)文法表、4)練習問題から成っています。
皆さんは授業で文法の説明を聞いたあと、家で単語集を参考にしてテクストを読み、練習
問題の答えを用意します。練習問題は、テクストの内容に関する質問にドイツ語で答える
ものです。次の授業では、皆さんが答えを口頭で発表し、答え合わせをします。授業では
教師が突然、似たようなことを皆さんに問いかけることがあります。その時、皆さんはそ
の場で考えて答えなければなりません。誤答は逐一直さず、次の人を指名します。指名さ
れた人は前の答えのどこが違っていたかを考えて答えてください。そうすれば必ず正答に
たどり着きます。正答は数名の方に繰り返していただきます。このような作業を通じてド
イツ語では何をどう言うかを体験的に学習します。
前期に扱う文法テーマは次のとおりです。
4月:動詞の現在形、「はい」と「いいえ」
5月:冠詞、人称代名詞
6月:前置詞、再帰代名詞、形容詞語尾
7月:助動詞構文、分離動詞
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●成績評価の方法
毎回の授業に表れる各自の学習成果を基に判定します。(毎回、どなたにも数回、解答
の機会が与えられますので、学習成果は一目瞭然です。)
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●教科書
成田克史著『答えはドイチュ』(同学社)
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●参考書
根本道也他著『新アポロン独和辞典』(同学社)
岡田、清野著『基礎ドイツ語文法ハンドブック』(三修社)
ヘルビヒ、ブッシャ著『現代ドイツ文法』(三修社)
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●注意事項
答え合わせは口頭で行います。答えはノートに書くだけでなく、はっきり聞こえる声で
言えるようにしておくこと。また、指名されてから辞書を引くのは禁止です。教科書に出
ていない単語を使うことはほとんどありません。わからないときは質問してください。
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