●本授業の目的およびねらい
セミナーの基本テーマ:生命科学発展の歴史と人物像
最新版の教科書をただ単に知識として暗記するのは苦痛である。現代の生命科学やバイオ
テクノロジーは、パスツール、フレミング、ワトソン&クリック、ジャコブ&モノー、利
根川進など生命科学史上大きな発見をした数々の科学者の功績の上に成り立っている。本
セミナーでは、偉大な業績を残した著名な科学者の足跡(時代的背景と人物像、知識や考
え方の移り変わり)を辿ることにより、現代生命科学をより深く理解する。また、受講生
の自主的な調査能力と発表能力を養う。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
高校生物の履修の有無を問わない。生物・化学のみならず地理・歴史や伝記にも興味があ
ること。
|
●授業内容
1.基本テーマに関する説明を行ない、サブテーマを学生各自に考えるよう指示する。
2.調査対象となる人物やテーマなどを決める。
3.受講生は図書、参考書やインターネットなどを利用して対象となるテーマを調査す
る。
4.調査内容をまとめ、レジメを作成して中間報告を行う。
5.受講生は発表内容について質疑やコメントをし、発表者は回答をすることにより討論
を行なう。
6.討論の結果を参考にしてさらに調査内容を深め、テーマを発展させる。
7.最終発表はパソコンと液晶プロジェクターを用いて行なう。教員は助言を行なうが、
学生の自主的な取り組みが必要。
|
●成績評価の方法
出席 30%
発表 40%
レポート 30%
|
●教科書
使用しない
|
●参考書
参考書 100人の20世紀(上下) 朝日文庫 朝日新聞社編集
ノーベル賞の光と影「増補版」科学朝日編
|
●注意事項
レポートは8月15日(土)までに、電子メール添付にて提出。
|