●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:医療職に与えられている可能性〜母子保健の視点から〜
目的及びねらい:現在、母子保健医療が置かれている現状や、母子保健に従事する医療専
門職の活動を知る。特に、医療施設内外や日本国内のみでなく海外も含めた広い視野から
、医療職の活動を捉えることで、1つの専門領域における医療職の多様性や可能性を学習
する。これらが、将来、自らが医療職として働く上での能力育成のための基礎的資料とな
る。
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●履修条件あるいは関連する科目等
母子保健を中心に医療職の活動を紹介するが、学生の学習テーマは母子保健に限らず、医
療職に関係することであれば、内容は問わない。
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●授業内容
基本テーマは、母子保健を取り巻く状況、開発途上国における日本人医療職の可能性、周
産期医療と医療職(胎児期から新生児期)、発達課題と医療職(乳児期から思春期・成熟
期から老年期)、性教育と医療職に関するものである。
目標
1.テーマに関連した様々な文献を読み、文献に示された文脈を理解し、要約することが
できる。
2.グループワークでの討論、発表とその評価を通して他者の意見を受け入れ、自分の考
えを論理的に他者に伝えることができる。
3.資料の収集とその整理、分析、まとめ、発表を通して、知識を探究するための様々な
考え方を身に付け、グループワーク、討論や発表を通して学び自らが考えた内容を、レポ
ートとしてまとめることができる。
4.セミナーを受講し、学習活動したことにより、テーマ探求を楽しいと感じることがで
きる。
授業の進め方
1.セミナーの基本テーマに関する説明を受ける。
2.説明やグループワークを通して、学生が希望するテーマを決定する。
3.情報探索法、討論法、報告書作成法、プレゼン法の説明を行う。
4.決定したテーマに関する情報を収集し、整理・分析・まとめ、発表し、討論する。
5.グループワークや討論を通して学習した内容に、さらに情報を加え個人レポートを作
成する。
6.基本テーマについてのまとめと、全体の反省を行う。
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●成績評価の方法
1.出席、グループワークや討論への参加、発表内容、レポート内容を合わせた全体評価
とする。
2.個人レポートを作成し、期日内に提出する。
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●教科書
教科書の使用はなし。
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●参考書
参考図書は適宜紹介する。必要時、資料配布
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●注意事項
問題意識を持って積極的に参加し、自分の意見を述べること。
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