2009年度 シラバス情報詳細

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
鈴木 教和

●単位数
2単位

●開講時期
T 期
火・5
●対象学部
情報文化学部(自然)
理学部
農学部
工学部
(U・V・W・X系)



●本授業の目的およびねらい
セミナーのテーマ:「ものづくり」について学び,自由に語り合う          

このセミナーの目的は,「ものづくり」をメイン・テーマとして語り合い,「自由に発想

する習慣」と「自分の考えを表現する力」を身に付けることです.これまで理科系科目を

学んできても,現実に「どうすればものづくりができるのか?」,「今まで学んだことは

ものづくりにどう関係するのか?」など解らないことはたくさんあるでしょう.本セミナ

ーでは,企業で「ものづくり」に携わった経験を持つ教員から実際の「ものづくり」を学

び,自ら自由に「ものづくり」について考え,自分の考えを表現する方法を学びます. 


●履修条件あるいは関連する科目等
セミナーに積極的に参加するやる気,「ものづくり」への興味            

                                        

                                        


●授業内容
このセミナーでは以下について学びます.                     

01.「ものづくり」の実際について学ぶ                     

02.今まで学んできたこと,これから学ぶことと「ものづくり」の関係について学ぶ 

03.形式にとらわれず,自由な発想で「ものづくり」を考える           

04.自分の意見を積極的・効果的に伝える方法を学ぶ               

                                        

今までは難しい数学,物理や化学を学んでも,その知識を現実の「ものづくり」に   

結びつける方法は学んできませんでした.その結果,自分が今何を学んでいるのか,  

それが今後どのように役立つのか,学んできたことをどのように自分がしたいことに  

結び付ければ良いのか解らない,といった困惑を感じることがあるでしょう.     

                                        

このセミナーでは企業のエンジニアとして「ものづくり」をしてきた経験をもつ教員から

実際の「ものづくり」について学びます.特に,今までの学問とこれから大学で学ぶ学問

がものづくりにどう関係していくかを詳しく解説します.              

これを基に各自が興味を持っている「もの」について,その「つくりかた」を考えます.

従来の固定観念にとらわれない自由な発想で自由に考え研究し,クラスでそのアイディア

を発表します.発表意見に対して,より良いものづくりをするためにはどうすれば良い 

かをクラスで語り合っていきます.                        

また,自由に発想するための思考方法,自由に研究するための情報収集の方法や,自分の

意見を効果的に伝えるためのプレゼンテーションの方法,討論をする際の基本的な技術に

ついて学ぶことも本セミナーの大きな目標のひとつです.              

                                        

                                        

                                        

                                        


●成績評価の方法
減点法は一切しません.自由に考えて表現し,たくさん間違えてそこから学んでいきまし

ょう.積極的な間違いは進歩です. 授業への積極参加・発言(60),プレゼンテーシ

ョン(20),レポート(10),学習態度(10)                



●教科書
必要な資料はセミナー当日に配布します.                     

                                        

                                        


●参考書
インターネットや図書館(教科書,雑誌)を活用してください.           

インターネットの活用方法はセミナー内でも解説します.              

                                        

                                        


●注意事項
欠席は基本的に認めません.                           

                                        

                                        

                                        



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