●本授業の目的およびねらい
本授業科目は、健康に関する自己管理能力、生涯スポーツの基礎となる技能の習得、スポーツを通じたコミュニケーション能力やリーダーシップを育むことが目的です。本授業では、運動に対する知識を深め、自己の健康や体力に関する関心を高めることが目標です。我々のスポーツ活動で見られるような「繊細」で「巧み」、かつ「力強い」動きはどのようにして生み出されるのか?本講義では、筋を中心とした身体の構造や機能、身体運動に潜む様々な力学の法則、筋力やパワーを高めるためのトレーニング理論について学習します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
健康・スポーツ科学実習ⅠおよびⅡ期開講の健康・スポーツ科学実習Ⅱとの関連が深い
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●授業内容
第1部(共通講義) 1. 健康に関する基礎知識 感染症予防、薬物、喫煙、アルコール、生活習慣病など 2. 運動の意義と必要性 第2部(個別講義:身体・運動の構造と仕組みを理解する) 1. 神経‐筋系 筋の構造と機能、力発揮のメカニズム、適応 2. 身体運動のバイオメカニクス 筋の機能解剖、身体動作のバイオメカニクス 3. トレーニング 筋力・柔軟性トレーニングの理論、ウォーミングアップの理論
第3部(実習) 1. 救命救急法 胸骨圧迫、人工呼吸、AEDの使用方法など
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●成績評価の方法
定期試験(60%)、レポート(40%)。救命救急法の実習への出席は必須である。履修を取りやめる場合は「履修取り下げ届」を提出する必要があり、その提出期限は5月末とする。成績評価基準は、「全学教育科目の履修の手引き」を参照。
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●教科書
各自で資料をダウンロード・印刷して持参すること。
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●参考書
「バイオメカニクス -身体運動の科学的基礎-」 金子公宥・福永哲夫編 「入門 運動生理学」勝田茂 「ストレングス&コンディショニング」Thomas R. Baechle, Roger W. Earle 編
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●注意事項
救命救急法の実習に参加しないと、定期試験を受けることはできません。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
This course promotes communication and leadership abilities through sports by teaching students how to manage their own health, while training them in the basic skills required for a lifetime of physical activity.
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