2020年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20200035205

●科目区分
言語文化Ⅱ

●科目名
中級ドイツ語1
●主担当教員名
大塚 直

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
金・2
●対象学部
文・教・情(人間)



●本授業の目的およびねらい

本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
 ドイツ語の基本的な文法事項を一通り学び終えた学生を対象に、辞書さえあればドイツ語の文献を難なく読み解いていける高度な読解力を養っていく。
 また言葉の背景にあるドイツ人のものの見方、考え方にも慣れ親しんでもらう。

●履修条件あるいは関連する科目等

 ドイツ語の初級文法をすでに一通り学び終えていること。

●授業内容

 この授業で使用する教科書は、ドイツではよく知られた人形劇やアニメのキャラクターについて紹介したものです。また各課には簡単な練習問題が付いています。ドイツで親しまれているキャラクターを通してドイツ語圏の文化に親しみながら、基礎レベルの文法知識を適宜、反復練習していきます。

 前期は教科書の第1~6課まで、ヨーロッパの国々では伝統的なマリオネット劇や、旧東ドイツで人気だったザントメンヒェン、日本でもおなじみのアンペルマンらがテキストに登場します。文法では不規則動詞の現在人称変化や、所有冠詞、前置詞などについて復習していきます。

 また毎時間、不規則動詞の三基本形を暗記させて小テストを行い、基本語彙の定着に努めます。

●成績評価の方法

 出席状況、学期末試験、および平常点(積極的に授業に参加してくれたかどうか)などから総合的に評価します。なお授業の欠席が5回以上(公欠を除く)の学生、または定期試験を受験しなかった者は、その時点で「欠席」とし、成績評価対象外の扱いとします。

●教科書

 Rita Briel / 井戸田総一郎 共著『ドイツから来たよ』郁文堂、2017年。

●参考書

 独和辞典は毎回必ず持参してください。
 参考書は必ずしも必要ではありませんが、次の図書は文法が分かりやすく整理されており、お薦めです。中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧『改訂版・必携ドイツ文法総まとめ』白水社、1,600円。

●注意事項

 基本的には受講者全員で教科書を輪読していきます。積極的な授業参加に努め、毎回進む範囲までは必ず予習するよう心がけてください。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

 履修希望者は、毎回辞書を引き、書かれた内容について考え、授業中は大きな声で発音し、疑問点が生じたらすぐに質問する、そして何よりも授業を楽しむという、積極的な姿勢を心がけてください。


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