●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指す。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
この授業では、効果的なプレゼンテーション技術・能力を、教科書テキスト・動画および実践練習を通して身に着けます。 授業では、まず、いくつかの典型的なプレゼンテーションの「型」を教科書テキストおよびモデル動画を通して学びます。次に、その「型」に、テーマに沿った「内容・コンテンツ」を入れることでプレゼンテーションを作成します。ここまではエッセイライティングと同様のプロセスですが、加えて、スライド、アイコンタクト、ジェスチャー、話し方といったプレゼンテーション特有の事柄についても基本やコツを学び、プレゼンテーションに取り入れます。このように作成・準備したプレゼンテーションは、グループおよびクラス内で発表し、クラスメートからコメントをもらい、改善点を把握します。さらに、プレゼンテーションの様子をビデオで撮影し、自分自身の様子をビデオで見ることで客観的に自己評価をし、改善点を把握します。 授業を通して3回(3テーマ)程度、プレゼンテーション作成および発表を行う予定です。
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●成績評価の方法
授業参加度10%, 提出課題30%, プレゼンテーション発表40%, eFACE20%
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●教科書
Speaking of Speech Level 2, Charles LeBeau, Macmillan education. ISBN: 978-1786320766
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●参考書
適宜、授業で周知する
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習教材「eFACE」を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Building on the previously acquired writing skills (covered in Academic English Basic and Intermediate) and communication skills (covered in Academic English Communication), students will further develop their presentation skills. By synthesizing their reading, speaking, listening, and writing skills, students will become more competent academic English users. 課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
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