●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。 この授業では、アルファベットや文法、その他のドイツ語の言語体系の基礎と、日常におけるさまざまなコミュニケーション場面で用いられる表現手段や語彙を学びます。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
学生はドイツ語を理解し、活用できるようにするために、まず初めに、ドイツ語を他言語、特に英語や日本語と対比させ、共通点や相違点を明らかにします。そこからドイツ語の言語体系の特徴を見出し、理解を深めていきます。授業では、文字や語彙の学習の他に、ドイツ語特有の基本的な文法法則、例えば、統語論の規則や語形変化、特に動詞の人称変化、名詞の性・数・格による冠詞の語尾変化などを学んでいきます。 ことばとコミュニケーションの能力を習得するには、何よりも文章理解と対話のための実践的な練習が重要です。これに関連する表現手段を、最初の出会い、ショッピング、日常の暮らし、道を尋ねる、旅のプランなど、それぞれの場面に合わせて練習します。 Progression (Grammatik) April: Schriftsystem, Satzbau, Personalpronomina, regelmäßige Verbkonjugation Präsens Mai: unregelmäßige Verbkonjugation Präsens, Verneinung Juni: Satzglieder (Subjekt/Objekt), trennbare Verben, Deklination, Artikel/Genus Juli: Demonstrativa, Modalverben, Deklination Artikel und Pronomina, unpersönliche Ausdrucksformen
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●成績評価の方法
総合成績は、授業への参与 (20%)、宿題への取り組み (10%)、なかんずく、扱った題材に関する期末の筆記試験に基づき (70%)、評価します。
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●教科書
Kyoko Miyake, Michaela Koch: aktiv.de neu (Sanshusha Verlag) ISBN: 978-4-384-12278-7 C1084
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●参考書
独和辞典、翻訳支援ソフト(授業のみ、期末試験では使用不可)
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●注意事項
授業への恒常的な出席と積極的な参加が、単位取得の条件です。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
授業における対話が中心になります。つまりことばの構造の受動的な習得だけではなく、とりわけ、能動的な使用と、学んだ言語との「付き合い」が重要です。従って、中心的な練習形式は対話であり、授業では、この点に的を絞り、特に質問に対する答えという形で練習を行います。 最終的、また長期的に、私たちの共通の目標は、外国語の構成要素を取り扱うとともに、ドイツ語環境においてであれ、個々の話し相手に対してであれ、自然かつのびのびと、ことばを通じてそれぞれの立場を演じる能力を身に付けることにあります。この点に鑑み、この授業では具体的な表現手段と並び、そのためにまず必要な基礎を身に付け、ドイツ語という言語の機能の仕方を総合的に理解することを目指します。 Main intentions of this course are a global understanding of the structures of German language and its functions and also the competence to use this knowledge for communication in German. Therefore the students will be introduced beyond basical fundaments of the German language (like alphabet, pronounciation or grammatical structures) into its practical use for example by performing sequences of question and answer or action patterns in certain situational contexts.
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