●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
Webサイトの閲覧やキー入力などの基本的なコンピュータスキルがあること。eラーニングの利用については授業時に解説する。
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●授業内容
現代社会を変革していく科学技術や社会の変化などを紹介するプレゼンテーションサイトTED (https://www.ted.com/talks)を基にしたテキストを用いて、リーディングとリスニング、ライティングを総合的に学ぶ。最新のトピックについての動画を視聴し、議論し、考えをライティングにまとめて発表する。 授業では基礎的な事項の学習や内容理解の確認についてはeラーニングを利用して効率的に進めつつ、コミュニケーションツールとしてのライティングを実践的に学んでいく。相互にライティングを読み評価することで、客観的で説得的な英文エッセイを書く力を養う。授業用webサイトは授業時間外・学外でもアクセス可能であるので、課題の一部は授業時間外に自習することを求める。 1. 授業方法の解説と授業用サイトの利用登録ほか 2. Unit 1 Lesson A 3. Unit 1 Lesson B, 4. Unit 1小テストとProject 5. Unit 2 Lesson A 6. Unit 2 Lesson B 7. Unit 2小テストとProject 8. Unit 3 Lesson A, B 9. Unit 3小テストとProject 10. Unit 4 Lesson A, B 11. Unit 4小テストとProject 12. Unit 5 Lesson A, B 13. Unit 5小テストとProject 14. プレゼンテーションほか 15. まとめ
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●成績評価の方法
ユニットごとに行うテストの成績と、練習問題等の成績データ、ライティング課題の達成状況を集積して80%分の評価をする。20%は課外学習により評価する。
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●教科書
21st Century Reading Student Book 2, Laurie Blass, et al., National Geographic Learning (Cengage Learning).978-1-305-26570-7 2,900 yen
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●参考書
なし
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「Academic Express 3」を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。英語検定試験による単位認定を申請する学生以外は、履修取り下げを認めない。
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●本授業に関する参照Webページ
https://class.ozekis.net/
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. Students are expected to master professional academic English. With a special focus on paragraph structures, students will learn how to extract necessary information effectively and write in a logical and persuasive manner. Students will also study sentence composition methods and useful expressions. 初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。 また、欠席した回の課題、あるいは授業時間内に完了できなかった課題については本授業専用のwebサイトで自習できる。その結果も成績評価に含める。
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