2020年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20200011249

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
中国語1
●主担当教員名
甘 靖超

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅰ期
月・2
●対象学部
工CH8



●本授業の目的およびねらい

本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
はじめて中国語を学ぶ学生を対象に,中国語に関する基礎知識と基礎的な運用力を養う。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランスよく総合的に身につける。また、中国語圏の文化・習俗・歴史・社会事情等について理解を深める。

●履修条件あるいは関連する科目等

中国語2とともに履修すること。

●授業内容

中国語の初級段階を総合的に学習し、音声面・文法面・表現面において中国語の全体像がつかめるような基礎的能力の養成を目標とする。中国語1は中国語2とセットの授業であり、相互に補完しあう関係にある。中国語1では、特に文法面に重点を置いたテキストを使用し、基本文法の理論的な説明だけでなく、身近な分かりやすい実用的例文を多く学習すること、語順・基本文型等について、日本語と中国語の比較を行うことにより、中国語の基礎固めを達成する。また、言葉の勉強を通じて、中国社会の現状や中国の人びとのものの見方・考え方に親しむ。

具体的な授業内容は以下の通りである。

1.発音(1)声調(四声) ピンイン 簡体字
2.発音(2)母音 子音(有気音と無気音)
3.発音(3)子音(鼻母音) 軽声 ほか
4.発音(4)声調変化 あいさつ言葉 ほか
5.“是”述語文 人称代名詞 否定文 疑問文 ほか
6.動詞述語文 所在を表す“在” 存在を表す“有” ほか
7.形容詞述語文 指示代名詞 助数詞 助詞“的” ほか
8.年月日・曜日・時刻の言い方 完了の“了” ほか
9.可能の助動詞“会”“能”“可以” 様態補語 ほか
10.まとめ・復習

●成績評価の方法

試験(70%)、平常点(30%)。平常点は授業への参加状況、授業態度で総合的に判断する。
授業時における教員のアナウンスに十分注意すること。履修取り下げは認めない。試験を受験しない場合、欠席扱いとなる。

●教科書

『初級中国語 この一冊――4技能の習得を目指して―』丸尾誠・勝川裕子・李軼倫著(金星堂)

●参考書

必要に応じて授業で紹介する。

●注意事項

・クラス指定
・教科書の該当箇所を予習して授業に出席すること。
・授業で扱った範囲の演習問題を課外学修で消化しておくこと。
・教科書の本文・例文についてピンイン・声調を正しく発音できるように練習すること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

授業上の注意
 ・最初の授業でガイダンスを行います。
 ・参考書、辞書についてはガイダンスで説明します。
 ・初級中国語の最重要ポイントは発音です。十分な時間をかけて練習を繰り返します。
 ・再試験は、定期試験では合格点に達しなかったが、再試験においては合格の可能性があると担当教員が判断した場合に行います。

Courses intended to boost capabilities in foreign languages as a tool for specialized academic pursuits,to enhance understanding of foreign cultures, and in doing so, to help students prepare themselves for international society.
This is a course for students who are learning Chinese for the first time to develop basic knowledge and operational skills related to Chinese based on a consistent lesson plan.


時間割一覧へ戻る