●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。 セミナーの基本テーマ:アメリカ史の基礎知識を多角的視点から学ぶ。 最新のアメリカ史のテキストを教材として、アメリカ史や世界史の基礎を確認するとともに、より広い知識の獲得を目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
世界史に関心があること。また発表、討論に主体的に参加すること。
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●授業内容
1.和田光弘編著『大学で学ぶアメリカ史』をテキストとして、その各章(全12章)のいずれかをセミナー参加者が選択し、担当する章の内容についてよく理解した上でハンドアウトを作成して発表をおこなう(教員やTAは適宜助言をしますが、各自の自主的な取り組みが重要です)。 2.発表に対して、全員で積極的に討論する。 3.発表後は自己点検をおこない、表現技術の改善に努力する。
【全12章の内容】 第1章 先住民の世界 第2章 植民地時代 第3章 アメリカ独立革命 第4章 新共和国の建設 第5章 市場革命と領土の拡大 第6章 南北戦争と「再建の時代」 第7章 金ぴか時代から革新主義へ 第8章 第一次世界大戦と黄金の1920年代 第9章 ニューディールと第二次世界大戦 第10章 第二次世界大戦後から1970年代までの内政と社会 第11章 冷戦とアメリカ外交 第12章 1980年代から21世紀へ
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●成績評価の方法
出席、発表、討論等の総合的な評価による。 履修取り下げ制度を採用する。
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●教科書
和田光弘編著『大学で学ぶアメリカ史』(ミネルヴァ書房、2014年)。
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●参考書
野村達朗編著『アメリカ合衆国の歴史』(ミネルヴァ書房、1998年)。 和田光弘『植民地から建国へ(シリーズ アメリカ合衆国史1)』(岩波新書、2019年)。
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●注意事項
発表者以外のセミナー参加者も、テキストの該当章を予習して授業に出席すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
By utilizing the latest textbook of American history, students attending this seminar will acquire basic knowledge of US and world history.
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