●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。 セミナーのテーマ:現代社会の諸問題 本授業の狙いは、社会の「常識」を相対化する発想法を習得することである。
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●履修条件あるいは関連する科目等
履修条件は要さない。
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●授業内容
授業期間の前半は現代的な諸問題を取り扱った共通のテキストを講読する。テキストは友枝 敏雄・山田 真茂留・平野 孝典〔編〕『社会学で描く現代社会のスケッチ』を予定している。授業はセミナー方式で行う。各章について報告者、コメンテーターを決め、担当者はレジュメを作成して報告を行い、その内容について皆で議論する。テキストの内容を鵜呑みにするのではなく、批判的に解読し、あらたな論点を導出することが狙いである。 授業期間の後半は、受講生各自が各々の関心に沿って現代の諸問題に関する「問い」を立て、その問いに答えることを目的としたレポートを作成する。またレポートの要点をレジュメにまとめ、報告し、その内容について議論を行う。
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●成績評価の方法
報告(40%)、レポート(40%)、議論への貢献(20%)で評価する。
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●教科書
友枝 敏雄・山田 真茂留・平野 孝典〔編〕『社会学で描く現代社会のスケッチ』(株式会社みらい)
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●参考書
必要に応じて授業で示す。
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●注意事項
使用テキストの該当箇所を予習して授業に臨むこと。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
This seminar aims to get critical viewpoint and creative thinking with regard to contemporary social problems.
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