●本授業の目的およびねらい
本授業科目は,初年次生を大学教育へ導入し,自立した学習能力を身につけるとともに,文・理に共通した基礎的学力や技能を養うために,多面的な知的トレーニングによって,コモンベーシックとしての読み,書き,話す能力のかん養を図るとともに,真理探究の方法と面白さを学ぶことが目的である。 セミナーのテーマ:子どもと子どもを取り巻く環境について考える(1)
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●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
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●授業内容
前半では,メンバー間の関係づくりや自分自身の子ども時代の振り返りと発表を通して,自己および他者理解を深めます。後半では,心理学的な観点から子どもを捉えた文献の講読を通して,読む・書く・話すといった学習の基礎を身につけます。また,子どもを取り巻く環境(支援者のあり方や社会制度等も含む)に関するディベートを通して,物事を多面的に捉え,説得的な議論を展開する力を養います。
第1回 オリエンテーション 第2回 自己と他者を知るためのワーク 第3回 “わたし”の歩みを振り返る(1) 第4回 “わたし”の歩みを振り返る(2) 第5回 “わたし”の歩みを振り返る(3) 第6回 “わたし”の歩みを振り返る(4) 第7回 日本の子どもの心の特徴(1)(文献講読) 第8回 日本の子どもの心の特徴(2)(文献講読) 第9回 日本の子どもの心の特徴(3)(文献講読) 第10回 日本の子どもの心の特徴(4)(文献講読) 第11回 日本の子どもを取り巻く環境(1)(ディベートの説明・論題決め) 第12回 日本の子どもを取り巻く環境(2)(ディベートの資料収集) 第13回 日本の子どもを取り巻く環境(3)(ディベート) 第14回 日本の子どもを取り巻く環境(4)(ディベート) 第15回 日本の子どもを取り巻く環境(5)(ディベート)・まとめ
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●成績評価の方法
受講態度・発表・討論など:70%,レポート等の提出物:30% 成績評価基準は,『全学教育科目の履修の手引き』を参照してください。 学期途中で履修取り下げを希望する場合は,担当教員の許可が必要です。
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●教科書
特に指定しません
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●参考書
授業中に適宜紹介します
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●注意事項
授業への出席は前提条件としますが,やむを得ず欠席する場合は,事前に担当教員に連絡するようにしてください。 発表のためのレジュメの作成やディベートの準備は,授業外の時間に実施してもらいます。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
The goals of this course are as follows: [1] To help students deepen self-understanding and understanding of others. [2] To help students develop basic skills in reading, writing, and speaking through reading the literature, presentations, and team debates about modern children and the environment surrounding them.
子どもの心の発達を支えるためにできることは何かを,みなさんとともに考えていきたいと思っています。誰もが率直に意見を出し合い学び合えるようなセミナーにすることを目指していますので,みなさんの積極的な取り組みを期待しています。
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