2020年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20200032213

●科目区分
全学教養科目

●科目名
科学技術社会論
●主担当教員名
竹下 至

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・2
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

本授業科目は,専門分野を問わず,豊かな人間性を育み,総合的判断能力をかん養することが目的である。
また、本授業の目標は、科学・技術にまつわる社会的問題を知り、それらについて批判的に考える力を養うことである。

●履修条件あるいは関連する科目等

専門的な科学的知識は必要としない。

●授業内容

1. なぜ非専門家を含む市民が(も)科学技術政策に関与しなければならないか
 ・科学の不確実性
 ・科学と価値の不可分性
2. 疑似科学にどのように対処すべきか
 ・科学と疑似科学を分ける基準
 ・「程度」思考の重要性
3. 新しいテクノロジーにまつわる問題
 ・生殖医療
 ・エンハンスメント
 ・ビッグデータとAI

●成績評価の方法

平常点(30%)と期末レポート(70%)で評価する。
履修取り下げ制度は採用しない。期末レポートを提出しなかった場合は「W(欠席)」とする。

●教科書

必要に応じて授業で示す。

●参考書

平川秀幸 『科学は誰のものか -社会の側から問い直す-』NHK出版・生活人新書
伊勢田哲治『疑似科学と科学の哲学』名古屋大学出版会

●注意事項

課外学修として、上記の参考書やニュース等に触れて、授業で扱う問題について自分の意見を形成、発展させること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

Course Objectives:
- Learn about some social issues and problems pertaining to science and technology
- Learn to think critically about those problems


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