学部・大学院区分学部
時間割コード0084481
科目区分開放科目
科目名 【日本語】ジェンダー学基礎演習Ⅱ
科目名 【英語】Introductory Seminar on Gender Studies II
主担当教員 【日本語】新井 美佐子
主担当教員 【英語】ARAI Misako
単位数2
開講期・開講時間帯秋 木曜日 4時限


本授業の目的およびねらい
・ジェンダーとは何か、それについてどのような研究が蓄積されてきたのかを学ぶ。
 ジェンダーは、われわれの生活や社会の至る所に見出し得、その研究内容も多岐にわたる。国内外の様々なジェンダー事象を取り上げ、それらがどのように分析されているかを易しく解説したテキストを参照しながら、ジェンダーを理解する。
・ディスカッションを通じて理解を深め、将来に生かす。
 ジェンダー、あるいはジェンダー研究について学んでも、ジェンダーにまつわる諸問題の明快な解答や解決策が得られる訳ではないが、問題を解くための手がかりをつかめたり、これまで気づいていなかった問題やその原因を認識しうるはずである。そこで、ディスカッションを行って、一層のジェンダー理解を目指し、社会の一員としてよりよい未来の構築のためにできること、すべきことを考える。
授業の構成
以下を予定しているが、受講者数等によって変更の場合あり。

ZOOMによるオンライン授業。
各回の授業の流れは次の通り。
・ジェンダーに関する時事(新聞や雑誌の記事、ネットニュース等からピックアップ)について、簡単な意見交換をする。
・報告者によるテキストのレジュメならびにディスカッション・トピックの提供
→補足説明や質疑応答
→ディスカッション

テキスト『ジェンダー論をつかむ』目次
第1章 性別をとらえなおす
第2章 家族とジェンダー
第3章 労働とジェンダー
第4章 教育とジェンダー
第5章 日常生活とジェンダー
第6章 国家とジェンダー
第7章 身体とジェンダー
第8章 フェミニズムとジェンダー
履修条件・関連する科目
文学部専門科目としても同時開講する。
上記科目として履修する場合は、文学部のシラバスを参照して履修登録すること(コード番号、履修条件等に注意)。
成績評価の方法と基準
授業(ディスカッション等)への参加度70%、報告担当の際の内容(レジュメ、ディスカッション・トピック等)30%。
但し、受講者数等によっては授業での「報告」の代わりにレポート試験等を課す場合もある。
履修取り下げ届の提出は求めない。配慮すべき理由のない欠席もしくは大幅な遅刻・早退が6回以上の場合、「欠席」とする。
教科書・テキスト
予定テキスト(変更する可能性があるため、開講前に準備する必要はない)
千田有紀/中西祐子/青山薫(2013)『ジェンダー論をつかむ』有斐閣。
参考書
授業中に適宜紹介する。
注意事項
全学部全学年の履修登録可。
本授業に関する参照Webページ
担当教員からのメッセージ
ジェンダーもしくはジェンダー研究に関心のある学生の真摯な受講は、これまでにジェンダーを学んだことがなくても、あるいは単位が不要であっても、大いに歓迎する。