学部・大学院区分学部
時間割コード0045307
科目区分言語文化
科目名 【日本語】英語(セミナー)
科目名 【英語】Academic English Seminar
主担当教員 【日本語】原田 邦彦
主担当教員 【英語】HARADA Kunihiko
単位数2
開講期・開講時間帯Ⅳ 金曜日 3時限


本授業の目的およびねらい
本授業科目は,専門的学習のツールとして外国語の能力を高め,異文化理解を深めて,国際社会に相応しい教養を育むことが目的である。
英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
授業の構成
 CMはものを売るためのメッセージである。それは形に見えるものもあり、見えないものもある。同じものを売るのにも、消費者が異なれば当然、売り方も変わる。国が変われば、なおさらである。このようにCMについて学ぶことは文化を学ぶことでもある。本講義では世界の様々な英語のCM(公共広告を含む)を見て、言語と異文化を学ぶ。更に売り手が、誰を対象に、どのような手法で、そして本当に売っているものは何かを考える。 
 授業はできるだけ英語で行う。各講義では様々なテーマの世界のCM(公共広告を含む)が紹介される。英語表現等を理解した上で、それらのテーマについてまず自分で考え、ペアワークで相手と意見を交換する。さらにグループでディスカッションする。又、日本のCMを通して日本の文化についても再考する。
1. 講義概要
2. メディアリテラシー、公共広告とは
3. アニメを使ったCM、PSA
4. 日本とアメリカの公共広告の歴史
5. 喫煙のCM、PSA
6. 差別のCM、PSA
7. 政治、紛争のCM、PSA
8. ソーシャルネットワークに関するCM、PSA
9. 動物のCM、PSA
10. 飲料のCM、PSA
11. 障害のCM、PSA
12. テスト
13. 期末課題の準備
14. 英語CM、PSAの企画
15. 自己評価とまとめ
履修条件・関連する科目
なし
成績評価の方法と基準
授業への積極的貢献、小テスト 40%
電子教材 20%
期末プロジェクト 40%
教科書・テキスト
プリント、英和/和英辞典、ウェブページ
参考書
なし
注意事項
対面授業に加え、課外学習としてe-learningを課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
本授業に関する参照Webページ
http://mediaenglish.org
http://classroom.google.com
担当教員からのメッセージ
The purpose of this course is to help students improve their foreign language proficiency, understand foreign cultures, and acquire the knowledge required in a globalized society. In a small-sized class, students will conduct literature reviews and make presentations on topics related to English language/cultures. Students are expected to become competent users of academic English.
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。